横松セレクトのネクタイは、「多分、彼が持っていない新戦力」
私が彼や兄弟に贈ることを想定して選んだネクタイは、「贈りやすい、身につけやすい、持っていない」はずのレジメンタルの変化球です。この<フランコバッシ>のレジメンタルはピッチがそろっていないのと、黄色のアクセントが今年っぽいですね。レジメンタルは男性なら持っている方が多いと思いますが、アクセントカラーが入っているブラックタイはとても新鮮なVゾーンになります。
また、店頭で女性から「間違いのないネクタイって何ですか?」と聞かれることが多いのですが、そういうときには、ネイビーのソリッド(無地)か、ネイビーのジャガードの小紋をオススメします。ですが、今回はせっかくのバレンタインのギフトなので、ワードローブにないようなプリントタイがおすすめです。春に向けて軽快なネクタイは必需品です。
土田セレクトのネクタイは、「あえて女性目線でかわいいと思う色柄」
私が彼や兄弟を想定して選んだのは、インポートブランドのテラコッタやボルドーのネクタイです。男性は自分で選ぶと圧倒的にネイビーなので、こういうカラーはハードルが高いと思われがちですが、バレンタインだからこそ、「女性からもらったことがわかる」ネクタイがおすすめです。
また、お父さんにはお母さんと姉妹でお金を出しあって、上司にはみんなで共同購入して、日頃の感謝の気持ちを表す定番の良質なネクタイはいかがでしょう。特にお父さんには、ホワイトデーのディナーなどのお返しを期待して、プレゼントする母娘も増えているそうです。
女性2人が選んだネクタイは、「おしゃれの気づきのチャンス」になる
横松と土田が選んだネクタイを見て谷口は、「間違いのないソリッドや、女性が好む色や柄の美しさがあるネクタイが選ばれました。どれも男性が自分で買いに来たときにはなかなかチョイスしないモノですが、ファッション好きの男性には間違いなく喜ばれるはずです。男性は、買い物をするときに自分が欲しいものしか目に入ってこない“食わず嫌い”の人が多いので、女性からのギフトを通じて、おしゃれの気づきのチャンスもらえるのはうれしいことですね」と評します。