お洒落に見えるスカーフの巻き方。オンオフ使える上手な活用術とは?
ネッカチーフの選び方と人気の柄は?

―――男性にとって、まだまだ馴染みの薄いスカーフですが、使いやすいサイズや素材を教えてください。
サイズは「55×55cm」が一番定番で使いやすいですが、首元にボリュームを出してより華やかな印象にするなら「65×65cm」がおすすめです。たった10cmの違いですが、巻くと一目瞭然、ガラッと雰囲気が変わります。
また、素材に関しては大きくに分けて2種類、シルクとコットンです。ジャケット+シャツなどに合わせるならシルクを、ブルゾン+Tシャツなどのラフな着こなしならコットンがおすすめです。エアコンや通勤電車など夏の防寒対策や、アウトドアでの汗対策などの実用性を採るならコットンが適しています。また近年では、マットな素材感のクロージングが増えていく中で、合わせるスカーフもシルク、コットン、リネンが混紡された商品が増えています。
―――男性に人気のスカーフの色柄を教えてください。
エレガントな雰囲気のあるのヴィンテージ調のペイズリーや小紋柄、バンダナ柄は、ネクタイでもお馴染みの柄なのでよく売れています。シルク素材はエレガントに仕上げたいときはもちろん、見た目にも巻いてみても暑苦しくなく、夏にもサラッとしていておすすめです。最近は広げた際のデザインが、抽象芸術や動物の絵画のデザインも増えています。購入する前に、お好みのサイズにたたんでみるのがオススメです。
―――スカーフ初心者でも取り入れやすいコーディネートを教えてください。
Tシャツやポロシャツの第1ボタンを開けて、首元にサラッとシンプルに巻いてる方は洒落て見えます。
スカーフの巻き方、誰でも簡単3ステップ
1.「バイアス折り」を覚えよう
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① スカーフの表側を下にして、中心に向けて上下の端から中心へ折ります。
② さらに上から1/3、下から1/3ずつ中心へさらに折りこみます。
③両側を合わせるように2つに折ります。これで首に巻く準備が完了!
2.基本は「かた結び」です
- スカーフの結び目は、膨らませると女性っぽく仕上がってしまうので、“キュッ”としっかり結びましょう。
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① バイアス折りしたスカーフの折り目を下にして首に当て、前で1度堅結びします。
② 1回目の結び目で上になった方を、2回目も上に重ねて結びます。
③ゆるみのないようにキュッと結びます。こうすることで、両端がきれいに下に落ちるようになります。
④鏡を見ながら、スカーフの両端を整えれば完成です。
3.「ネクタイ結び」を応用してみて
- ニットポロやTシャツの首元にさらっとスカーフを巻いていると、ひと味違って、とても上品でおしゃれに見えます。
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① バイアス折りしたスカーフの折り目を下にして首に当て、右側を長めに持ち、前交差させます。
② 長めに取った端を、もう一方の端に一巻きします。
③ 一巻きさせた先端を、①で作った輪の部分へ下から上へと通します。
④ ③で通した先端を、②で作ったループ状の部分へさらに通します。
⑤最後にキュッと結び、左右の長さを調節して、形を整えれば完成です。
Photo&Text:ISETAN MEN‘S net
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