ズボンをはくとウエスト部分やお尻・太ももの裏に汗をかいて不快な思いをした経験はありますか？特に夏の汗をかきやすい季節は、ズボンへの汗じみが気になる、股下の蒸れやにおいが気になる男性も多いのではないでしょうか。

夏のパンツスタイルを快適に過ごすには、“ロングパンツ（以下ロンパン）を着用する”のがおすすめです。
近年のロンパンは、父親世代がはいていた“ステテコやズボン下”とは比較にならないくらい生地の機能がレベルアップしています。汗によるズボンへのべたつきを抑えるだけではなく、ズボンの生地を傷めず、シルエットにも響きにくくなるなど独自の進化を続けています。

今回は、そんな"ロンパン"に一家言のある三越伊勢丹社員3名による座談会を開催。彼らがロンパンをはき続ける理由を聞きました。

今回、「ロンパン」座談会に参加した3名 *組織、役割名は2021年7月時点の情報です。

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僕たちが "ロンパン" をはきはじめた理由

汗による不快感や、ズボンへの汗じみに悩んでいた

田代 今回取り上げるロンパンですが、今やメンズ館社員の約半数ぐらいははいているんじゃないでしょうか。肌着フロアでいわゆる“ズボン下”を買いに来られるお客さまはどんな声が多いのですか。

大橋 白系のズボンをはく時に下着が透けるのを防ぎたいという方。さらに夏の時期は、下半身の汗の悩みをインナーで解消したいという方もいらっしゃいます。
腰回りからお尻・太ももの裏・ひざ裏に汗をかいてしまい、ズボンの汗じみのお悩みを解消されたい方や、股下の蒸れによる不快感を解消されたい方もいらっしゃいますね。

特にひざ上丈のものを選ばれるお客さまが多いのですが・・・、はくなら“ひざ裏”までカバーしロンパンの効果を最大に体感できる「ひざ下丈」がおすすめです。

年々夏の暑さが厳しくなり、接触冷感やクール○○といった機能素材を使ったセットアップスーツやズボンも定番となってきましたが、「天然素材のウールなどのスーツを着て、お悩みを解消する機能性の高いインナーを上下で着る」で、よりかっこよく快適に過ごせると思います。

夏の汗対策として実際にズボンの下に”ロンパン”をはいた感想

増田 昨年から紳士肌着を担当するようになり、真夏は＜シーク＞の「メッシュ素材のニーレングスボクサー」をはいておりました。休日に、スウェットパンツの下にはいても、汗による不快感がなく、1日中”さっぱりした感じ”で快適に動けました。1枚インナーをはいただけなのに効果は予想以上でしたね。

田代 私は以前、店頭で接客をする際にひざを頻繁に曲げたり動きま回る機会が多かったので、ひざ裏に汗をかきやすく、ズボンの生地に汗じみが出来たり…。それで、ズボンの生地が傷むのがイヤで汗対策でロンパンをはきはじめました。最初はボクサーパンツの上にはいたのですが、ある日、下着をはかない“パンツオフ”＝“パンオフ”でロンパンを直接はいたら、驚くほどラクで気持ちがいいことに気がついたんです。

大橋 この「下着をはく、はかない」問題だと、増田さんはどちら派ですか？

増田 ＜シーク＞のややゆとりがあるシルエットの膝下タイプは下着をはきましたが、同じ＜シーク＞のホールド感が強い「ニーレングス エアーズ」をはくときは私もパンオフではきます。
やはり仕事中にひざの曲げ伸ばしが多く、田代さんと同じようにひざ裏の汗で悩んでいましたが、ロンパンをはくとひざ裏の汗を感じません。ズボンに汗が直接つかないので、生地への汗じみも防げます。ズボンをパリッとしたまま長時間きれいにはけるのが、個人的には一番のメリットだと感じています。

大橋 また＜シーク＞の商品には、唯一ウエストゴムがないタイプもあります。ウエストゴムを取ったことでウエスト周りの締め付け感もなくなり、さらに夏を快適に過ごすことができます！


田代 私は速乾性に優れたタイプを愛用しています。お尻やひざ裏などに汗をかいた時のリカバリー力＝速乾性に優れているころが気に入っています。ちなみに、大橋さんも”パンオフ”はありですか？ （笑）

大橋 私は気温が35度を超えた猛暑日は”パンオフ”ですね！（笑）
今回ご紹介する4種類のロンパンは、シルエットや丈の長さが違いますが、どれも汗を素早く吸収し素早く乾燥させる「吸水速乾性」では肌着コーナーのお取り扱い商品の中でも群を抜いています。自分のスタイルに合うこの夏のロンパンを見つけてほしいです。

一度はくともうやめられない、夏の"ロンパン"おすすめ4選

 

今はデスクワークが中心ですがオフィス内は案外暑くて、長く座って仕事をしていると「お尻が蒸れて、ひざ裏に汗をかく」のを実感します。このロンパンをはいていると、ひざ下まで丈があるので、汗が気になりません。 細身のテーパードパンツの下でも、おしゃれにはきこなせて、ごわつきやかさばることがないのも愛用しているポイントです。 （田代）

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2. ソフトなウエストゴムとメッシュ素材ではき心地も快適！
＜シーク＞ニーレングス/前開き 「EE3688A」

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この商品の魅力は、なんといってもウエストのソフトに伸びるニットゴムですね。はいていてもゴムの跡がつかず快適にはけます。 ややフィット感のあるハーフパンツのような感覚で、夏はパジャマ代わりとしてはいて寝ても快適に過ごせます。 （増田）

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このニーレングスは、独自の縫製仕様が優秀です。股下の一体縫製や、お尻部分もシームレスで食い込まず、シワが目立たないなど、すごくよくできています。 夏でも涼しく快適にかっこよくパンツをはきこなしたい人に、ぜひおすすめですね！
また、ウエストゴムを無くしているという点が革新的です。生地全体にキープ力を生み出す特殊設計が、肌に吸い付くようにフィットしつつ、ずり下がりにくい仕様です。
特に夏場はウエストゴムの部分が蒸れや、締め付けが嫌いというお客さまにぜひおすすめです。外回りの多いビジネスマンにも、猛暑日はぜひスラックスの下にはいてほしいです一枚です。（大橋）

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綿素材って「蒸れやすい」イメージを持っている方もいると思いますが、そんな方にぜひおすすめしたい商品がこちらです。綿100%の心地よい肌触りに加えて接触冷感と速乾性の機能が備わっているので、ひんやりとした肌触りで蒸れにくい優れものです。
生地は薄手、かつ細身シルエットなのでもちろんパンツにも響きにくいです。化学繊維が苦手な方のインナーとしてもおすすめで、メンズ館でもリピーターが多い商品です。（増田）

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結論。夏のお尻・太もも裏・ひざ裏の汗対策はインナーにこだわると、おしゃれが一層楽しめる！

増田 私は、細身のパンツの下には、ゆったりしたロンパンをはくのが涼しい感じがして、ゆったり型のワイドパンツなどには、ぴったりしたロンパンの方が気持ちいいです。

大橋 なるほど。細身にはぴったり、ゆったりにはゆったりロンパンをはきますが、増田さんのような感覚もあるんですね。

田代 今回ご紹介した4種類の中から自分に合ったロンパンをいくつか持っておいて、コーディネートに合わせてはき分けるのはありですね。
夏にデニムをはきたいけど、「暑い・ムレる・汗じみが気になる」という方にもロンパンをぜひおすすめしめたいです。これから夏フェスやBBQ、花火大会などの屋外イベントなどに行く人は絶対ズボンの下にロンパンをはくのをおすすめします。夏の汗特有の不快感が解決できます。 

大橋 1週間の着回しを考えて3枚選ぶとひと夏、約1万円の投資ですが、「汗はかいているけど、汗をかいている感じがしない」のは、ぜひ1度体験していただきたいです。

田代 30代中盤の私は、まだまだズボン下には抵抗がある世代ですが、友だちにすすめて1回はいてもらうと、みんな手放せないと言っています！見るとロンパンをはく、では大違いですよ。

大橋 梅雨が明けたらいよいよ本格的な暑さがやってきます。ぜひ真夏を快適に過ごすためにロンパンをお試しいただきたいですね。
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