キャッシュレスの時代にどう選ぶ? 大人に似合う革財布の選び方|「大人の社会科見学」【 GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI】
今回は、伊勢丹新宿店 メンズ館1階に集合!――イセタンメンズの“30代男子”が、メンズ館1階 レザーグッズで、“開運日に買い替えたい財布”をリサーチ。
「開運日に財布を買い替える」のはすっかり定着しましたが、縁起のよい吉日の「一粒万倍日・天赦日・寅の日・巳の日・大安」が重なる日が特に“吉”!
一粒の籾(もみ)が育ち、万倍もの実りになって戻ってくるという縁起のよい日、一粒万倍日はカレンダーにチェックしておくべき日です。一粒万倍日と天赦日の両方が重なった最強開運日、次は12月26日(木)!
今回も、「GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI」クルーのキャラクターに合わせた“大人の革財布”を、伊勢丹新宿店 メンズ館のバイヤー福島がセレクト。ぜひ、最後まで動画をご覧ください!
【「大人の社会科見学」クルーの3名(画像左から)
FUSHINUKI/ふしぬき=アートやファッションに強いオシャレ隊長
TSUCHIYA/つちや=様々なジャンルの王道から愉しむGUIDE編集長
TASHIRO/たしろ=下町育ちのサウナ好きの みんなのセンパイ
【今回のゲスト】
ふくしままさひろ=バッグ&ラゲッジ アクセサリー バイヤー
今回のナビゲーターは、メンズ館地下1階のバッグ&ラゲッジと1階のアクセサリーのバイヤーを兼任するふくしままさひろ。大学時代、箱根駅伝の1区と9区を走ったランナーで、箱根駅伝ファンには有名人かも!?
買いたいときが買い替え時!?メンズ館1階でお財布売場が混雑する日とは
キャッシュレス決済の時代になって、財布などのSLG(スモールレザーグッズ)も小型化・多様化しています。
GUIDE編集長のつちやが今使っている財布はカードケースで、「本当は財布を持ちたいんですが、大きくてかさばるのが嫌」とのこと。でも、「現金を使う店に行くことが多いので、買い替えたいけれど、買い替え時に悩んでいます」とコメント。
ふしぬきは、Lパース(L字型のジップパース)を長年使っていて、やはり「買い替えたい」そうです。
たしろは、「買いたいときが買い替え時! 財布売り場が混む日は、ずばり一粒万倍日と、吉日が重なる日」と言います。
つちやにオススメするのは、“洗練されたデザインで、ジェンダーレスで人気”の革財布!
「つちやさんにオススメするのは、ともに日本ブランドの<ITTI/イッチ>と<ED ROBERT JUDSON/エド ロバート ジャドソン>です。つちやさんの雰囲気に合わせて選びました」とバイヤーのふくしま。
「デザイナーも素材使いも違いますが、どちらもSLGのことを知り尽くしていて、デザインを描けるのが強み。クラシックとモダンの中間的な感じのデザインが特徴で、ジェンダーレスで人気のブランドです」と続けます。
<ITTI/イッチ>コンパクトウォレット
まず、つちやが手に取ったのは、<イッチ>のコンパクトウォレット。片手に収まるコンパクトな大きさながら、「デザインはフェミニンな感じですが、機能に作り手のこだわりがあり、たとえば小銭やお札を出すときにスマートな所作ができて、外側には交通系カードなどを入れるポケットがあります」とふくしま。
外側にはドイツのぺリンガー社のシュリンクレザーを使用しており、グリーンはイセタンメンズ限定カラーです。
<ED ROBERT JUDSON/エド ロバート ジャドソン>3つ折り財布
架空の職人の名前がブランド名になった<エド ロバート ジャドソン>。ブランド設立時から、革と金具やバネなどパーツを組み合わせるのが特徴で、この財布は、電気装置などに見られるトグルスイッチレバーのような開閉具が付いた3つ折りタイプ。
バイヤーのふくしまは、「外側がラム革で、内側は硬めの牛革なので型崩れしにくく、手縫い(クロス縫い)仕上げなのもこだわりです」と説明します。
“現金を使わない派”のふしぬきにはスモールケースを推奨!
現金をあまり持たず、キャッシュレス決済が多いふしぬきに、ふくしまバイヤーは「スモールケース」を提案。それぞれに“便利ポイント”があって、要チェックです!
<L'arcobaleno/ラルコバレーノ>スマートWキーケース
イタリア製ブランド<ラルコバレーノ>からチョイスしたのは、さまざまな種類の鍵を収納可能な多機能キーケース。「これが便利なのは、免許証や駐車券を入れるポケット付きで、家、自転車などの鍵を付けたキーリングを取り外せるところ。さらに落下防止のチェーンも付いています」とふくしま。
使うほど馴染んでいくゴートレザーで、グリーンは7月より登場した新色です。
<CAMILLE FOURNET/カミーユ・フォルネ>フラグメントケース
たくさんのカードと最低限の小銭だけを入れて持ち歩けるのが、フランスブランド<カミーユ・フォルネ>のフラグメントケース。「異素材のコンビが上手なブランドで、これも牛革と厳選されたアリゲーターのコンビが魅力です」とふくしま。
手に取ったふしぬきは、「多機能でシンプルなデザインですが、色合いが良いし、シャツのポケットに入れて出かけられるのはいいですね」と絶賛!
<MAISON TAKUYA/メゾンタクヤ>コインケース
「ヨーロッパ顔のふしぬきさんには、仏・伊ブランドが似合います」とふくしまが選んだ3つ目は、欧州とアジアからさまざまな技術の要素を結集し、2008年に創業したフランス発祥のブランド<メゾンタクヤ>のコインケース。
「シート状の革をオリガミのように折って、くるみボタンで留めるだけで三角形のポケットを作るユニークなデザインです」とふくしま。
ふしぬきは、「縫製していないんですね」と驚きながら、「シンプルな佇まいが魅力的です」と感心します。
出先で“現金を使う派”のたしろには、「The財布」をレコメンド!
ふくしまが三越伊勢丹サウナ部部長で、たしろが同部のCCO(チーフコメントオフィサー)という間柄から、たしろが「現金をよく使う人」だと知っているふくしまは、いわゆる正統派の「The財布」をチョイス。
<Flathority/フラソリティ>二つ折りコンパクトウォレット
「お札が入る二つ折り財布を限界まで小さくした<フラソリティ>の財布は、表革にアメリカ・ホーウィン社のコードバンを、内側の革にイタリアのブッテーロを使用しています」というふくしまバイヤーの説明に、「革が肉厚で良いし、縫製も良い」と、モノ知りたしろも絶賛!
<エッティンガー>ヌバック3つ折り財布
英国ブランド<エッティンガー>の財布はブライドルレザーを使っていることで有名ですが、このイセタンメンズ別注は、財布では珍しいヌバック素材を使用。本来毛足の短いヌバックにバフをかけることで滑らかな手触りになり、シルバーのスナップが映えます。
たしろは、「手触りはビロードな感じで、使い込んでいくと光沢が出てきますね」とヌバックを撫で撫で。
<Crevaleathco/クレバレスコ>長財布
長野に工房を持つ革職人の西森裕矢氏が手がけるブランド<クレバレスコ>。ふくしまが選んだのは、ラウンドジップの長財布。「素材と色彩の魔術師とも称される西森氏が作る財布は、革を梳(す)く作業もご自信で行っているほどのハンドメイドで人気です」とふくしま。「ポイントカードや回数券をたくさん持っているたしろさんにはこれが鉄板」と推奨。
手に取ったたしろは、「長財布にしてはとても軽くてビックリ。今は小さい財布を使っていますが、また昔に戻りたくなりました」と言います。
Are You Ready? そろそろ「It’s Time to Runway」!
つちやセレクト<エド ロバート ジャドソン>3つ折り財布
ふしぬきセレクト<カミーユ・フォルネ>フラグメントケース
たしろセレクト<クレバレスコ>長財布
さて、次回は、「私服に合わせる革靴の選び方」。お楽しみに!
►「オトコの魅力を格上げする大人サングラスの選び方」動画全編はこちら!
►YOUTUBE チャンネル登録お願いします
↓↓↓
「ファッションを愉しむ」をテーマに大人のメンズファッション企画を展開する三越伊勢丹のオウンド動画メディア。
*本記事に掲載された情報は、本編の動画が公開された2024年7月19日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Text:Makoto Kajii
お問い合わせ
伊勢丹新宿店
電話03-3352-1111 大代表
メールでのお問い合わせはこちら