【特集】ブランドアンバサダー戸賀敬城氏に聞く、<アスタリフト メン>誕生の秘密とその魅力
2019年10月、メンズ館にて先行発売するなり、反響を呼んだ<アスタリフト メン>。この春の限定キット第2弾発売を機に、本キットをプロデュースした元『メンズクラブ』編集長であり、同ブランドアンバサダーの戸賀敬城氏に、<アスタリフト メン>の魅力を聞いた。
もともと<アスタリフト>の大ファンだからこそ、思い切った意見も言えた
_ 戸賀さんはもともと女性用<アスタリフト>のヘビーユーザーだったそうですね。メンズラインの立ち上げに携わることになった経緯を教えてください。
戸賀 _ 5〜7年ぐらい前かな、女性誌の仕事があり、そこで「メンズラインも出したら」なんて言ったら、富士フイルムの方が「実は今度立ち上げるんです」と。そこからすぐに開発プロジェクトに加わることになりました。もちろん僕は理系じゃないので成分のことは言えないんですけど、使い心地や香り、パッケージデザインについてはとことん意見を言わせてもらいました。
_おすすめのポイントは?
戸賀_テクスチャーですね。もともとのジェリーが、僕ら男が使っても違和感がなかったんです。ベタつきにくい、なじみがいい。男は肌に何かを塗るのに苦手意識があるので、軽やかで、肌に素早くなじむ、男が好むテクスチャーになっています。
それと香り。女性用のダマスクローズも好きだったんですけど、男性に使ってもらうとなるとそこもシフトした方がいいと。香りの候補が6種類くらい挙がって結構迷ったけど、シトラスグリーンを採用しました。さっぱりとしているでしょ。
_ パッケージも印象的ですね。
戸賀 _ これはかなり時間をかけて議論したんです。「コスメなのに黒でいいのか」って。ブランドカラーの赤を使いながらどうやって男らしさを出そうかと思ったら、やっぱり漆黒だろうと。赤となじませるような配色にすることで、数あるブランドの中でも際立ち、メンズコスメのリーディングブランドにふさわしいラグジュアリー感と風格を表現できたのではないかと思います。
日やけやシェービングで乾燥しがちな男の肌にこそ、たっぷりのうるおいが必要です
_スキンケア初心者の男性にとっては、いきなりライン使いはハードルが高いと思います。まずはこの1品から使ってみて!とおすすめするなら、どのアイテムですか?
戸賀 _ まずはこのジェリーです!僕も女性用のジェリーを使用していて、『メンズクラブ』のコスメ特集では、コレひとつだけでOK!っていうキャッチを付けて紹介していました。軽い使用感ながら、しっとりしていて、普段から肌ケアをしているスキンケア上級者の方も、物足りなさは感じないと思います。
使ってみて「あ、なんかいいな」と感じたら、化粧水、乳液も使ってみてください。これまでとは違う感触に出会えるのではと思います。
_ 使い続けていくと戸賀さんのように「水も滴るいい男」になれそうですね。
戸賀 _ 目標はもっと高い方がいいと思いますよ(笑)。だけど男の肌にはほんとうに水分が大切。水分・油分を補い保ち健やかな肌を目指したいですね。それからこのメンズラインには、男の肌に特化した成分が2つ入っています。日焼けやシェービングなどで乾燥しがちな肌を整える成分と、水分より油分の多い男性肌を整えてくれる成分。シェービングや、ゴルフの後に使うのがおすすめです。
<ザネラート>とのコラボレーションキットは今回も自信作。僕も絶対手にいれたい!
_ キットのコラボレーション相手として〈ザネラート〉を選んだのはなぜですか?
戸賀 _ 百貨店で展開していくうえで、きれいめでカジュアル、ベーシックでありながら個性が光る、そんなスタイルに似合うブランドを探したら、イタリアの名工房<ザネラート>しかないと。
_ 女性にも知られているブランドですし。
戸賀 _ そうです。コスメは女性から贈られることも多いですからね。今回のバッグでは、<ザネラート>から新しく登場する新ラインをベースに採用しようということになったんですが、イタリア人スタッフがめちゃくちゃやる気を出してくれて。毎月おこなう企画会議が大変な盛りあがりようでした(笑)。
_ そのバッグの特徴は?
戸賀 _ まず色でいうと、これからの季節に大活躍してくれそうなホワイトを採用。機能面では、キャッシュレス化の波に乗って内側にカードホルダーも作って、よりグレードを上げました。スマートフォン、キーケースだけを入れて、週末の外出に使ってもらえたら。もちろん、バッグインバッグとしてもおすすめです。
_ 前回のキットも好評で、すぐに完売したそうですね。
戸賀 _ 前回はおかげさまで好評をいただいて、完売後もたくさんのお客さまからお問い合わせがあったと聞きました。
- 戸賀敬城 Hirokuni Toga
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学生時代から雑誌『Begin』(世界文化社)に携わり、1994年『Men’s Ex』(世界文化社)創刊スタッフ、2002年『Men’s Ex』編集長就任。その後、2006年『UOMO』(集英社)エディトリアル・ディレクター、2008年10代目『MEN’S CLUB』編集長。一昨年退職し独立。数々のメディアとラグジュアリーブランドに関わっている。
■イベント情報
「ASTALIFT MEN/アスタリフト メン」と<ZANELLATO/ザネラート>のコラボレーションキット第二弾をメンズ館限定で発売!
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