CASE②<サムソナイト>

軽さと耐衝撃性を追求した、女性の指1本で持ち上がるスーツケース


サムソナイトの歴史は、1910年にコロラド州デンバーで創立されたシュウェイダートランク製造会社にさかのぼります。丈夫で高品質な製品は、旅行をする時間と資金を持った当時の富裕層に受け入れられました。やがて誰もが旅を楽しむことができる時代が訪れると、サムソナイトは旅行者の様々なニーズに合わせて豊富なラインナップを開発するようになります。「旅行者にとって最高のラゲッジを創る」。世界初の軽量スーツケースやキャスター付きスーツケースなど、現在のスーツケースに欠かせない機能を他社に先がけて導入してきたのです。


川村
何と言っても、最大の特長はこの軽さ、そして衝撃耐久性能です。踏んづけても戻ってくる復元力は、空港のターンテーブルでスーツケースが傷だらけで凹んで帰ってくる悲劇を防ぐことができます。
山田 ホントに軽いですね。ほら、私の小指一本で持ち上がっちゃう。


川村 一度コレを持つと、他のスーツケースが持ち歩けなくなるという声も寄せられています。
山田 体格の小さい女性からすると、軽いというのはありがたいですね。
佐藤 移動時の負担軽減に軽いスーツケースを選ぶという選びの基準は確かにありますね。
山本 航空会社の重量制限が昔よりも厳格になっているので、数百グラムでも軽いものを探している方は増えています。
山本 ポリプロピレンを編み込むことで強度も保つ設計ですね。ハンドルが1本なのも軽量化のためですか?


川村 少しでも軽くするためと同時に、容量を増やすための構造でもあります。軽量化を追求するため内装はいたってシンプルです。ワンハンドルだからこそ、荷室の凸凹を減らすことができているので荷室も使いやすくなっいます。
山田 ライニングを使っていないのも軽量化のためなんですね
山本 ビスがむき出しというのも珍しいです。修理しやすそうですね。


「ニュー コスモライト」61,560円
(40×55×20㎝/36L/1.7㎏)

『コスモライト』は、100年を超えるサムソナイトの歴史に於ける革新的なスーツケース。 極限まで軽さを追及し、設計や素材を一から開発しました。丸みを帯びた独特のフォルムは、貝殻(シェル)の強さに発想を得てデザインされています。ボディに採用したのは特許技術で作られた革新的な素材「Curv®(カーヴ)」。スーツケースブランドでは、サムソナイトだけが独占使用している素材です。ポリプロピレンシートが幾重にも重ねられた構造を持ち、極度の低温下においても衝撃や歪みの圧力に優れた耐性を発揮します。