ナポリシャツの老舗が表現する2016年秋冬注目のトレンドとは?


1957年創業のナポリの老舗カミチェリア(シャツメーカー)<ルイジ ボレッリ>。平面的で硬い縫製のシャツしかなかった時代に人体を徹底的に研究し、手仕事を駆使することで着心地の良いシャツを完成させたブランド。エレガントとリラックス感を兼ね備えたナポリシャツの中でも代名詞的な存在です。


グレー×ブラックのダークトーンを主流にしたスタイルに、ほんのりとカジュアルなエッセンスをプラスしています。特に、ブラックは今シーズンのキーカラー。重たくなりがちな定番色ですが、同トーンのウールコットンのデニムやハイゲージニットをさしこむことで、大人ならではのカジュアルな抜けを生み出しています。


ドレススタイルでは、胸元のヴィンテージライクなシャツ・タイがクラシックなブラックコートに映えます。「ヴィンテージ」のキーワードはこのブランドに関わらず、2016-17FWのピッティの中で注目トレンドの一つに浮上しています。
*上記写真は1月中旬に行われたピッティコレクションの模様。現在、伊勢丹新宿店メンズ館でのお取扱いはございません。


2月3日(水)から始まる「PITTI IMMAGINE UOMO at ISETAN MEN'S」では、ドレス屋が考えるリゾートシャツを揃えました。リラックス感たっぷりのプルオーバーのホワイトリネンシャツと、ウエスタンヨークが新鮮なアズーロ(青色)のシャツは、春夏らしい爽やかなコーディネートに最適です。
<ルイジ ボレッリ>シャツ 各38,800円(税込)

明日は<L.B.M.1911/エル・ビー・エム1911>をレポート!


Photo by KAZUNORI IGARASHI[WISH](still)

【インタビュー】<ルイジ ボレッリ>2代目当主 ファビオ・ボレッリ|アンナがはじめたナポリの小さなサルトは 世界的ブランド<ルイジ ボレッリ>へと成長した

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