【EPOCH-AL】ラグジュアリーブランドの2023年秋冬コレクション
世界のファッション界を牽引するラグジュアリーメゾンが並ぶ伊勢丹新宿店メンズ館 2・3・4階フロアの情報を中心に、洗練されたビジュアルで構成されたファッションマガジン『EPOCH/エポック』。そのデジタル版『EPOCHーAL(エポカル)』ならではの2023年秋冬コレクション注目ルックを一挙ご紹介します!
1.<DOLCE&GABBANA/ドルチェ&ガッバーナ>
美しさと現代性のなかで、余すことなくローマ帝国の偉大さを表現した「Romaコレクション」が登場。デザイナーたちは男性らしさに満ちた美と快楽主義にオマージュし、独自性に満ちたトータルルックを構成するスペシャルなアイテムをアレンジ。古代ローマ時代の皇帝たちの偉大な姿が刻み込まれたコインプリントが単色使いの背景にくっきりと浮かび上がります。
「Romaコレクション」を象徴するようなコインプリントと裏返しのようなステッチがポイントの、リバースコットンジャージーで仕立てたスウェットパーカー。ウォッシュ加工とグラデーション調のオーバーダイデニムのカーゴジーンズを合わせて、スニーカーが存在感を放ちます。
同じくコインプリントのリバースコットンジャージーで仕立てられた、レギュラーフィットのスウェットシャツを主役に、スポーティなナンバー入りショーツを合わせて、アンバランスなプロポーションが新鮮。古代ローマ皇帝たちの偉大な姿が刻まれた、若々しく自信に満ちたストリートルックで秋の街へ!
2.<Loro Piana/ロロ・ピアーナ>
<Loro Piana/ロロ・ピアーナ>の秋冬コレクションは旅の風景がテーマ。ブランドが取り扱う主要な繊維の故郷をめぐる想像上の旅は、ペルーから出発し、ニュージーランド、オーストラリアを経て、最終目的地はモンゴルです。カシミア、シルク、リネン、ウールなどの繊維を自在に操る職人技の数々と、アイテムを重ねたり混ぜたりするスタイリッシュな遊び心が重なり合って、色と質感に満ちたワードローブが誕生します。
フォルムとボリュームをアップデートした新しいシルエットのハイブリッドトレンチは、アンデスの空からインスパイアされたブルー系で登場。伝統的なデニムジャケットのフィットとディテールに着想を得たジャケットは、柔らかいデニム・カシミヤを使用してアウトレジャーな雰囲気をアピール。ゆったりしたラインの胸から裾に向かって細くなるスタイルが新鮮です。
クラシックなアビエータースタイルのボンバーは見るからにゆったりしたフィット。素材は耐候性を備えたカバー・ウール・ストーム®を使用し、柔らかいカストリーノ・ファーの襟は着脱式となっています。ポケットにロロ・ピアーナの紋章の入った見せるプレススタッズ付き。
3.<GIORGIO ARMANI/ジョルジオ アルマーニ>
秋冬コレクションは、ミラノに代々続く、とある貴族の館のアトリウムがインスピレーション源。注目は、上質なカシミア、アルパカ、ベルベットなどブランドの美意識に基づいた素材使いです。テーラリングのジャケットとゆったりとしたシルエットのワークパンツやリブパンツとの合わせや、ラグジュアリーなレザーアウターとつばのあるハットとロングブーツの組み合わせなど、スポーティなマインドがスタイリングの中に息づいています。
軽さや清涼感のあるキュプラ素材にプリーツ加工を施して立体的なデザインを加えた生地を用いたセットアップ。トーンオントーンでシックな雰囲気を醸し出し、ドレスアップしたムードをカジュアルな雰囲気に取り込むことができます。
新作モデル「ロイヤル」を用いた最新のフォーマルルック。ワイドなシルエットやラペルで構築されたモデルは80年代の雰囲気が現代にアップデートされ、コンテンポラリーなシルエットを演出。アフターコロナの新しい時代にアルマーニが提案するニューテーラリングを象徴するようなルックです。
4.<GIVENCHY/ジバンシィ>
2023年秋、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズは、ブランドの創設者であるユベール・ド・ジバンシィが築いたパリのエレガンスと、彼が生まれ育ったカリフォルニアの地に根ざしたリラックスしたアティテュードや美学とを融合。パリ左岸地域特有の自由で気ままな“ノンシャラン”な雰囲気を表現します。
フードにコントラストを効かせたドローストリングを配したフーディー デニムは、フロントにカンガルーポケットがあり、クラシックカットも見どころ。ウエストにGIVENCHYメタルバー付きジップクロージャーが付いたデニムジーンズは、オーソドックスな5ポケット仕様です。
反射加工のGIVENCHYロゴをあしらった、<ジバンシィ>の最新アイコンモデルG-TREKシリーズから新作のダッフルバッグとメッセンジャーが登場。スタイルと機能性を兼ね備えたG-TREKシリーズは、サイズやデザインも豊富に揃い、様々なシーンで活躍します。
5.<VALENTINO/ヴァレンティノ>
2023年秋の「アーバンフロー(Urban Flows)」コレクションは、異なる世界を象徴する要素が、遠く離れているように見えつつも共存している、現代的な交流を表現。対照的なスポーティなアイテムとフォーマルなもの、テーラリングのアイテム、野生的で自由な魂を持ったもの、現代的に再解釈されたロマンチックな美学を持ったアイテムなどを展開します。
プレコレクションでは、前シーズンのランウェイで発表され衝撃を与えた“PINK PP”カラーが存在感を放ちます。繊細なシルクシャツと軽快な印象のショートパンツは、ジャケットのPINK PPとスタイリッシュにコントラストするアースカラーのカラーパレットで構築。ヴァレンティノのアイコニックなスタッズがソールに配されたブラックのビートルブーツは、さりげなく個性を主張しながらこのルック全体を印象的に仕上げています。
<VALENTINO/ヴァレンティノ>の代表的なモチーフとなった“トワル イコノグラフ”を全身に纏った最新ルック。クリーンなラインのジャケットとショートパンツのセットアップに、同じトワル イコノグラフ柄のバッグを合わせて、クールなブラック・オン・ブラックが完成。同色のブーツが上品なアクセントを加えます。
6.<THOM BROWNE/トム ブラウン>
秋冬コレクションは、モビーディック(白鯨)の物語をベースに、エッティングスタイルで描かれた小説やイラストが反映された新しいアートワークの素材を使用。グレー、赤、白、青の嵐のようなカラーリングに、着丈の短いスーツをベースにした新たなプロポーションで仕上げたスクエアショルダーのテーラリングをはじめ、冬のセーリングウェアやオーバーサイズのダウンウェアを中心に新鮮なアウターウェアをデザインしています。
白鯨と船乗りの物語からイマジネーションを受けた最新ルック。シアリング(羊の一枚革)を使用したダブルブレストのサックオーバーコートは、真鍮製のダブルブレストクロージャー、ノッチドカラー、パッチフロントポケット、シングルパッチチェストポケットが配され、首の後ろにブランドのシグネチャーであるグランループタブが付いています。
「白鯨」の物語がエッチングスタイルで描かれたトートバッグ。フレームとハンドルにネイビーのレザーを使用し、ストライプ柄の裏地と、内側にファスナー付きポケットがついています。
7.<MARNI/マルニ>
2023年秋冬コレクションVol.1は、カルチャーファッションにスポットを当てて、さらに<MARNI/マルニ>らしい遊び心あるディテールを随所に配したワードローブを提案。新素材も加わって、より洗練されたコレクションアイテムがラインナップします。
1950~60年代の英国の若者が好んで着ていたテディジャケットを落ち着いたトーンで表現し、パーカーとデニムを合わせた最新カジュアルコーディネート。今シーズンから新しく登場するパテント素材のバッグと、チェルシーブーツをブラックにすることで全体を引き締め、統一感のあるスタイリングが完成です。
シーズンを通してメンズのキーファブリックであるデニムを軸に、シーズン毎に柄が異なる定番のパックTと足元にはサボを合わせています。バッグはアーカイブ生地にTPU素材のコーディング加工を施したもので、<MARNI/マルニ>らしさ満点。持つだけでアクセントとなるデザインで、収納面なども含め機能性にも長けています。
8.<DSQUARED2/ディースクエアード>
メンズ プレフォール 2023年コレクションに登場するのは、カウボーイ、代表チームや運動競技による50年代~80年代のアメリカーナ、そして70年代のロッカースタイルなど、最高のヴィンテージのヒットアイテムたち。予想外のルックやクラシックを組み合わせた永遠のピースがクローゼットを満たします。
洗練された豪華さとブランドの伝統を融合させた最新コレクション。アメリカ/カナダのTHRIFT SHOP(衣類&日用品雑貨まで取り扱う街のリサイクル・ヴィンテージ ショップ)からインスピレーションを受け、店内にあるようなアイテムを自在にミックスして、50年代~80年代のロックスタイルをイメージしたコーディネートに仕上げています。
プレコレクションに続いて、カナディアン・アメリカンなミリタリーテイストからライダースなどのコーディネートを提案した、どこか温かみのあるコーディネートが登場。ウルトラワイドとタイニーなプロポーションが対照的で、カナダ(北米)の冬のインスピレーションを感じさせます。
9.<Alexander McQueen/アレキサンダー・マックイーン>
2023年秋冬コレクションは、「新しいシルエットを模索し、メンズクラシックを再解釈」することに注力。ショルダーは力強く、ウエストは絞って、ボリュームはすっきり、あるいは大胆に……。今シーズンのシルエットは、「リコンストラクテッド(再構築された)テーラリング」、「マックイーントロンプルイユ」、「ミニマルユーティリティ」の3つがテーマです。
オフセンターのアシンメトリーなファスナー開閉がデザインアクセントのニートショルダージャケット。人気のレザーバイカージャケットと同じく、ロゴ入りのメタルボタンを配したレザー製のリーファーラペルとポケットフラップがあしらわれています。
胸元にスクエアポケットを配したドロップショルダーのミリタリーシャツは、ミリタリーインスピレーションにスーツテーラリングの技法を使用。ボトムは帆布のように織られた丈夫なコットン素材のセイルクロスを採用したカーゴパンツで、クリーンなスクエアポケットが特徴です。
10.<AMIRI/アミリ>
秋冬コレクションは、世界を飛び回るジェットセッターのバケーションがテーマ。ブランドの本拠地・ロサンゼルスはもちろん、ハワイ、メキシコのバハカリフォルニア、アフリカのサファリなど、多彩な旅先を象徴するようなアイテムを<AMIRI/アミリ>のフィルターを通してアレンジしたスタイリングを提案します。
旅の目的地は、アフリカのサバンナ。遠くの獲物を見つめるチーターをジャガード編みで表現したオーバーサイズのフリンジ付きフーディーを中心にしたインパクトあるルックは、00年代のスケートボードスニーカーから着想を得たチャンキーなスニーカーを合わせて、トップスに負けないバランスが新鮮。
メキシコ西部にあるバハカリフォルニア半島を象徴するアイテム、バハパーカーをベースにしたレトロスケーターコーディネート。カシミヤニットのパーカーとビスコースのタックパンツに、今季イチ推しのチャンキースニーカーと、バケットハットを合わせた90年代感溢れるスタイリングです。
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