2019.11.12 update

【特集】ビジネスからアウトドアまで、オールオケージョンな<Blundstone/ブランドストーン>のサイドゴアブーツ(1/3)

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<Blundstone/ブランドストーン>は、オーストラリア・タスマニア初のシューズブランド。1870年代に英国から移住したブランドストーン夫妻が始めた、輸入靴店がそのルーツである。1940年代にはオーストラリア陸軍にブーツを納品する御用達メーカーとなり、60年代に登場したサイドゴアブーツが一気にブレイクを果たすと、本国を代表するシューメーカーとして認知された。伊勢丹メンズ館ではこのサイドゴアブーツこそ、ドレスとカジュアルがボーダーレスな、いまの時代の足元にとってのリアリティなのではないかと考えている。




▼ 1.  オーストラリア発! シーンを問わず履ける老舗サイドゴアブーツとは。
▼ 2. <Blundstone/ブランドストーン>が誇る3タイプのサイドゴア
▼ 3. ドレスからカジュアルまでをカバーする3スタイル





田畑智康
メンズ館地下1階=紳士靴バイヤー。入社14年目で、うち13年間で紳士靴を担当。地域店やプライベートブランドのバイヤー、セールスマネージャーを経て現職。

オーストラリア発! シーンを問わず履ける老舗サイドゴアブーツとは。


サイドゴアと聞いて思い浮かべるのは、60年代英国のモッズスタイルでも定番で、ビートルズも愛したチェルシーブーツだろう。履き脱ぎしやすいようサイドにゴムを配したこの靴は、プレーントゥのスリムなフォルムのイメージだが、それもそのはず、出自は19世紀、ヴィクトリア女王のために作られたレディスのブーツとされている。タイドアップしたスーツに合わせるのも厭わない、ドレスブーツの筆頭でもあるのだから。

細身でスマート、ヒールリフトの高いサイドゴアブーツは、英国では歴史と伝統に裏打ちされた、貴族や富裕層、都市生活者のための正統靴という印象だが、<Blundstone/ブランドストーン>のサイドゴアブーツはより多彩なシーンが想定されている。タスマニアの州都ホバートで働く人々にとってはオフィスでも履ける快適なワーキングシューズであり、世界中からサーファーとヒッピーが集まる聖地・バイロンベイでは海から街まであらゆるシーンで履けるデイリーシューズでもあるという。


「本国オーストラリアではメジャーなブランド。機能性とともに汎用性に優れるオールオケージョンブーツのカテゴリーです。整備された都会のサイドウォークではもちろん、クルマで30分も走れば大自然のオーストラリアでは、土埃や泥沼の悪路でも歩けるブーツは重宝されるんです。サイドゴアというクラシック靴をメインコレクションにしてからは半世紀程ですが、創業から150年の歴史は伊達じゃありません」。

メンズ館地下1階=紳士靴バイヤー、田畑智康のリコメンド。実際に履いてみて、機能と快適、デザイン性という3つのキーワードを満たしていることを実感したと話す。


「前後のプルストラップで着脱が容易だったり、インジェクション製法でアッパーとソールを一体成型することで縫い目からの浸水を防いでいたり、足裏に密着するインソールの形状を実現しています。アウトソールにはグリップ性の高いラギッドソールを採用しているのも高機能靴の領域。しかもカップインソールのヒール部に高性能なクッション素材を採用するなど、快適な履き心地も追求されていますし、ルックスもタウンシューズとアウトドアシューズの中間的で、デニムからジャケパンまでコーディネートの幅も広いんです」

近年、ドレスとカジュアルの垣根が曖昧になったことで、スーツにスニーカーやブーツを合わせたり、カジュアルスタイルにドレススリッポンといったシューズコーディネートはむしろスタンダードとなっている。そのタイミングに<Blundstone/ブランドストーン>がハマるのではないかと田畑は予想しているという。


「今、スリッポンやローファーの売上はここ5年間で130%拡大していますし、早い人達の間ではブーツが密かに人気です。ビジネスにもカジュアルにも履けるジョッパーブーツやレースアップブーツは履き脱ぎしにくいことから、なにかと靴を脱ぐ日本の文化にはなかなか浸透しにくい。その点、<Blundstone/ブランドストーン>のサイドゴアはスリッポン感覚。小上がりや座敷に上ったり、訪問先で靴を脱ぐ習慣のある日本人に馴染むのではないでしょうか」。




▼ 1.  オーストラリア発! シーンを問わず履ける老舗サイドゴアブーツとは。
▼ 2. <Blundstone/ブランドストーン>が誇る3タイプのサイドゴア
▼ 3. ドレスからカジュアルまでをカバーする3スタイル