2018.05.16 update

バイヤーが選ぶ“一針入魂” #7──<BORRIELLO/ボリエッロ>|バイヤー的、“良いシャツの定義”を満たすナポリ生まれ

「良いシャツとは」というストレートな問いに、「一番肌に近いアイテムなので、ストレスがない着心地のシャツ」と答えたメンズ館4階=インターナショナル ラグジュアリーのバイヤー山浦勇樹。今回取り上げるナポリのカミチュリア<BORRIELLO/ボリエッロ>は、現当主で2代目のファビオ・ボリエッロが、“次代の担い手”として期待を集めている。

イベント情報

<ボリエッロ>トランクショー

□5月20日(日)11~6時
□メンズ館4階=インターナショナル ラグジュアリー


<ボリエッロ>シャツ 38,880円

イセタンメンズが<ボリエッロ>に注目する理由

 

「シャツは繊細なアイテムで、サイズ感、デザイン、生地、縫製のすべてが重要。いずれもセンシティブなものですが、直接肌に触れるものなので、シャツ地は断然柔らかい方が着心地が良い」と山浦。「さらに言うと、“日本の男性はシャツが大好き”ということ。お客さま一人ひとりにこだわりがあって、格好良さよりストレスのない着心地を重視し、自分自身の塩梅がとても大切なアイテムだと感じている」と言う。


ナポリ生まれの<ボリエッロ>は、そんなシャツ好きな日本人男性に向け、「クラシックでドレッシーなシャツ」を提案している。シャツ作りの本質である10箇所に及ぶ手仕事と、柔らかいシャツ地の仕立てがもたらすソフトな着心地、そしてネクタイをして決まる襟型をもった端正なものづくりの美しさは魅力的。ふんだんに入ったナポリの手仕事と、120双という美しいシャツ地のマッチングには、次代を担うカミチュリアとしての可能性を感じる。


山浦的、盛夏のビジネススタイルのあり方とは

 
「クールビズがスタートしてこの10数年間、日本の男性にもたらしたのは、装いの幅を広げなさいという提唱でした」と山浦。それまでのダークスーツにネクタイという型にはまった着こなしから、気温と上手く付き合いながら“何をどう着たらいい?”と試行錯誤してきたビジネスマンたちに対し、百貨店やメーカーはさまざまな提案をしてきたが、今のクールビズのイメージに基づく着こなしは、ただただだらしない着こなしに過ぎない。

つまり結論は、ネクタイを外しただけでは、“クールビズ”にはならないということ。クールビズの影響で、シャツは一斉にカジュアルダウンしてしまったが、ここでは、ドレスアップの方向性を打ち出したい。<ボリエッロ>のような美しい襟型をもち、非常に柔らかい着心地のドレスシャツを。


上着を脱いだときに“良いシャツを着ているな”と着映えがするシャツ、朝、ワードローブの中から思わず手に取ってしまう着心地の優れたシャツがラインナップする<ボリエッロ>。メンズ館4階では、タブカラ―やワイドカラーをはじめ、5つの襟型で12型を展開。シャツにとって重要なものをすべて備えた価値ある一着で、この夏を楽しんでほしい。
 

イベント情報

<ボリエッロ>トランクショー

□5月20日(日)11~6時
□メンズ館4階=インターナショナル ラグジュアリー

オーダー詳細
■価格:(10ポイント)49,680円から、(15ポイント)71,280円から
■お渡し:約2カ月半後

 

*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
メンズ館4階=インターナショナル ラグジュアリー
03-3352-1111(大代表)