高度な技が凝縮された優雅なマシンメイド

どれだけテクノロジーが進化しても時間と手間をかけて高みへと達した匠の技術と、それがもたらす普遍の“美”は、人々を魅了しつづける。ここでは、絶えることなく受け継がれる名品の所以をひもとく。


<フライ>
シャツ 56,160円
■メンズ館1階=ドレスシャツ・ネクタイ

手縫いを凌駕するマシンメイド――1962年にイタリアのボローニャで創業したフライ。そこで生み出されるシャツは、そのようにうたわれる。1cmに10ピッチという精緻なミシン縫いは、50年以上受け継がれ、見た目も着心地も完璧なものを今でも目指しつづけている。

そんな縫製技術もさることながら、フライが唯一無二といわれる所以は、最高ランクといっても過言ではない生地にある。昔ながらの製法と保管方法を今でも守りつづけるイタリアでも希少なテキスタイルを選び抜き、その特性に合わせて手作業で裁断を行っている。いわば高い縫製技術と“別格”な素材が組み合わさった結晶。それがフライのシャツなのだ。

この春、メンズ館で展開されるラインナップは、創業当時使用されていた生地をブランドタグと共に再現している。長い時間をかけてゆっくりと織られた生地は、着る人の体を柔らかく包み込み、優雅さを醸し出す。衿型は、定番のワイドカラーである“PHILIP”を採用。一度袖を通せば、屈指のドレスシャツのアーカイブを肌で感じることができる。

*価格はすべて、税込です。

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