2015.06.19 update

PITTI IMMAGINE UOMO | バイヤーが現地レポート、世界最大級のメンズファッション見本市“ピッティ”【2日日】

6月17日〜20日にかけてイタリア・フィレンツェで開催されている世界有数の紳士服見本市「第88回 PITTI IMAGINE UOMO(ピッティ・イマージネ・ウオモ)」。小雨がぱらつく中スタートした2日目。雨はすぐに上がり、心地よい暑さの中行われました。初日に比べると圧倒的な来場者数で、会場内は熱気に溢れています。


今回の「PITTI」を見ていると、テーマであるカラーをポイントに置きながらも、やはり16年春夏もマリンカラーのネイビー×ホワイトは鉄板の組み合わせ。また、この数年の傾向として、昨日のレポートでも少し触れましたが、本来秋冬のコレクションでの展開が多いブラウン、カーキなどのアースカラーがよく見られるのと、ここ数シーズンのマストアイテムだったプリントのシャツやパンツは、同色系にまとめ、ワントーンで表現するスタイルに変わりつつあります。

今年のキーカラーでもあるホワイトはというと、シャツやパンツで使われるようにメインを引き立たせる脇役アイテムとしての色使いが印象的でしたが、それを上手くジャケットに落とし込むブランドが多く、サンドベージュやオフホワイトなど絶妙な色味で提案されていました。イセタンメンズでも是非チャレンジしたい部分の一つです。


来場者の方々と情報交換をしていると、今年はブランドの差別化が少し難しいという反面、実際に使いやすいカラーリングのものが多く、例年だと「これ誰が着るの?」と思うような見せ筋のカラーリングが印象に残ってしまうのですが、今回はそういう意味では実際に“欲しい”、“着たい”思わせるラインナップが多く見受けられました。

3日目の明日も引き続き展示会の模様をレポート。

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【初日】世界最大級のメンズファッション見本市“ピッティ”が開幕、イセタンメンズバイヤーが現地レポート

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