2024.04.24 update

【インタビュー】FACEさん|クラシックに惹かれ、ジャストな革靴を「Meets your J.M. WESTON 2024」

05.01 Wed -05.21 Tue
伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ


2021年より春の恒例となっている人気イベント<ジェイエムウエストン>のポップアップストアが今年もやってくる!
5月1日(水)から21日(火)の期間、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージでは、例年好評を博している「WESTON VINTAGE/ウエストン・ヴィンテージ」の販売をはじめ、希少アイテムやコードバンモデルのオーダーなど、スペシャルなコンテンツを展開します。

そこで今回は、イベントの開催に伴い、いま<ジェイエムウエストン>が気になっているという3人のファッション賢者に取材を実施。それぞれ想いを語っていただきました。


►5月1日(水)からのイベント情報
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ポップでグラフィカル、ユーモアを感じさせる作品で知られるFACE(フェイス)さん。
グローバルに活躍し、<adidas>や<STUSSY>、<HUMAN MADE®>といったブランドにも作品提供を行っている、東京生まれのアーティスト/イラストレーターです。
そんなFACEさんが最近気になっているのが、<ジェイエムウエストン>の靴と聞き、その理由を知るべく、「ウエストン・ヴィンテージ」とともに彼のスタジオに伺いました。
 

FACE(フェイス)

東京生まれのアーティスト/イラストレーター。幼少期から絵を描き始め、ステューシー勤務などを経て、アーティストとして独立。雑誌や広告、ブランドとのコラボレーションなど幅広く活動。目と口の表現を単純化した、印象的な作風が広く知られています。

instagram: @face_oka

 

  1. スケーターカルチャーと<ジェイエムウエストン> 
  2. サイズから選ぶ「ウエストン・ヴィンテージ」
  3. オリジナルなスタイルに映える「#180 シグニチャーローファー」

 

スケーターカルチャーと<ジェイエムウエストン> 

「実はこれまで、<ジェイエムウエストン>の「#180 シグニチャーローファー」への関心が高まる機会を、自分の中でなんども繰り返してきたんです」

このように語るFACEさん。彼はまた、自分にはクラシック志向が強くあると話します。


「僕はいろいろなものが好きではありますが、中でもクラシックという言葉には強く惹かれます。例えば英国なら<バブアー>や<クラークス>といった、昔からあってずっと変わらないであろうもの、そうしたアイテムをマイサイズで持っていて、ずっと着用していたいという願望があります。今日履いている<クラークス>のデザートブーツも何足か持っていて、古くなったら新しく補充しています」

 

そしてこのクラシック志向は、FACEさんが普段愛用しているスニーカーに関しても同様とのこと。

 

「僕がファッションに関心を持ったきっかけが<ヴァンズ>のチェッカー・スリッポンだったこともあり、アメリカ製の<ヴァンズ>や<コンバース>のチャックテイラーはずっと履いています。つま先が反り上がっていない形状が好きなことも理由です」

 

そんなFACEさんに<ジェイエムウエストン>の存在を強く印象づけたのが、2011年にグラフィティアーティストのアンドレ・サライバ氏(*注)が<ジェイエムウエストン>とコラボレーションして制作した映像作品『The Shoe』。

 

「<ジェイエムウエストン>の『#180 シグニチャーローファー』を履いて、スケートしているシーンがあって、めちゃくちゃカッコいいなと思ったんです。それ以前から<ジェイエムウエストン>は知っていましたが、改めていい靴なんだと意識し始めました」

*注
André Saraiva/アンドレ・サライバ
スウェーデンで生まれ、パリを拠点とするグラフィティアーティスト。これまでに世界の名立たるブランドや企業とのコラボレーションを行う。
 

 

サイズから選ぶ「ウエストン・ヴィンテージ」

 今回の取材にあたって、FACEさんのアトリエにお持ちしたのは、<ジェイエムウエストン>が自社で回収した靴を、自社ファクトリーで修理・修復して販売する「ウエストン・ヴィンテージ」の、「#180 シグニチャーローファー」と「#641 ゴルフ」。


*「ウエストン・ヴィンテージ」#180 シグニチャーローファー


*「ウエストン・ヴィンテージ」#641 ゴルフ
 

「最初『ウエストン・ヴィンテージ』と聞いて、僕はてっきり古いものを再現したような新規のモデルかと思ったんです。ところが実際<ジェイエムウエストン>が回収した自社の靴を直して仕上げたものだと知って、ちょっと驚きました。僕はメガネも好きなのですが、アメリカに<ザ・スペクタクル>というブランドがあって、回収したフレームをきれいにして組み直し、現代のアイウエアとして提案しています。それに近い姿勢を感じます。古いものを壊さないように、そのまま大事に保存するということではなくて、新たな位置付けで使っていく感じは、すごく魅力を感じます」

 


このように「ウエストン・ヴィンテージ」の印象を語るFACEさん。<ジェイエムウエストン>の「#180 シグニチャーローファー」は幅広いサイズとウィズのバリエーションで知られていますが、「ウエストン・ヴィンテージ」の場合はまずお客さまの足のサイズを特定した上で、それに合致する靴を見せていきます。「初めてのお客さまは、ジャストなサイズに大抵びっくりされます」というスタッフのコメント通り、導かれたサイズにかなり意外な印象のFACEさん。緩いサイズの靴のデメリットなども説明しつつ、靴選びが進みます。


今回お持ちした「ウエストン・ヴィンテージ」のストックの中では、FACEさんはブラックスエードの「#180 シグニチャーローファー」が気になったようです。

 

「『The Shoe』の映像を見た何年か後に、ロンドンのパレス スケートボードのショップに行ったのですが、そのスタッフがスエードのローファーを履いていて、すごくカッコよく映りました。ストリートのスタイルでも、いわゆるハズシとして、スニーカーではなく革靴を履くことは結構多いです」


  

オリジナルなスタイルに映える「#180 シグニチャーローファー」

その一方で、FACEさんは次のようにも。

 

「『ウエストン・ヴィンテージ』を大事に使うのもいいのですが、新しい靴を自分で使うことでヴィンテージにしていくというのも、好きですね。これを機に、いつでも買えるとずっと手に入れてこなかった、黒のスムースレザーのローファーを選ぶのもいいのかもしれません。迷うところです」

 

そして「#180 シグニチャーローファー」を手に入れたとしたら、FACEさんはどのような感じで履くのでしょうか。

 

「わりとラフな格好で、実は<ジェイエムウエストン>を履いているという感じにしたいなと思っています。あと、うれしくて、いい気分の時に履いていきたいですね」


ところで、FACEさんがここ最近凝っているのは、服やバッグなどのカスタムメイキングなのだそう。

「ミシンを買って、自分でカスタムするのにハマっていて。持っていた服や古着をリメイクしたり、生地を使って新たにつくったりとさまざまで、一応作品ということでタグなどもつけています。でも販売するわけではなく、自分のためで、だからこそすごく楽しいですね」

*袖を別生地でカスタムしたヴィンテージのMA-1が印象的。

そんなFACEさんによる<ジェイエムウエストン>の着こなしは、きっと周囲を刺激するような、アイデアを感じさせるものになりそうです。

  
 

 

►5月1日(水)からのイベント情報
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イベント情報
<ジェイエムウエストン>ポップアップ

 

Text:Yukihiro Sugawara
Photograph:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)  

*価格はすべて、税込です。
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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