三越創業350周年企画【アーカイブミュージアム】を開催
1673年(延宝元年)に創業した三越は今年で350周年を迎えます。記念すべきアニバーサリーイヤーの第一弾として、三越全館で【アーカイブ】に注目。その中で紳士クロージングは、【アーカイブミュージアム/Archive Museum】を展開いたします。
アーカイブミュージアムでは、ブランドの歴史を築いてきたマスターピースを現代的にアップグレードした特別な商品をラインナップ。今回は、全14ブランドの中から、おすすめの4ブランドのコート、ジャケットをご紹介いたします。
ミュージアムを楽しむように、美しい作品をブランドの歴史と共にお楽しみください。
※日本橋三越本店では、4月5日(水)より、販売予定です。
Aquascutum /アクアスキュータム
トレンチコートの代名詞をアップデート
<アクアスキュータム>が1930年に発表した歴史的名作のトレンチコート「KINGSWAY(キングスウェイ)」をベースにした三越限定モデル「KEMBLE(ケンブル)」が登場。トレンチコートの正統派を、よりデイリーユースでジャケットライクなコートへと昇華させました。
通常のトレンチコートに装備されるエポーレット(肩章)やコートベルトを取り除き、着丈もショート丈のミニマルなデザインにすることで、運転中や普段にもさらっと羽織れる、非常に汎用性の高い1着に仕上がっています。
三越限定モデル「KEMBLE」販売期間中は、アーカイブボタンの付け替えサービスを実施。
英国製品で使用され、現在は国内でも使用されていないコートボタン(5種類)に付け替えができます。
(ボタンの付け替えは、数量に限りがございます。)
ロンドン、リージェントストリート街の高級服仕立屋からスタート。 ラテン語の“aqua-水”と“scutum-盾”を組み合わせた造語“Aquascutum”を冠した防水コートで世界的な評価を受け、以来モダン・ブリティッシュブランドとして、長きにわたって本物を追及するエグゼクティブから支持を受け続けてきました。創設から160年以上の歴史を持つ、伝統のブランドです。
MACKINTOSH LONDON /マッキントッシュ ロンドン
細部に拘った伝統のディテール
英国を代表するアウターウェアブランド<マッキントッシュ>から誕生した<マッキントッシュ ロンドン>の名品、乗馬コートの「リージェンシー」が復刻。18世紀にスコットランドの化学者チャールズ・マッキントッシュが2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し、熱を加えた防水布を発明した後、雨風をしのぐのに苦労していた時代に乗馬用コートやレインコートとして英国中に広まりました。
今回は、コットンギャバジンやロロピアーナのバンチブックから生地を選べるパターンオーダーでのご紹介。きっと長くご愛用いただける一着となることでしょう。
復刻モデル「リージェンシー」は、乗馬の際、足部分の可動域を広げるために長めに設定したセンターベルトや、風にあおられて足とコートが離れないように設けられた裾部分のあぶり止めといった乗馬服としてのディテールを細部に色濃く残す伝統的なデザインで登場。
現代風にアレンジした一着は、美しいフォルムをかなえてくれます。
生地は、コットンギャバジンやロロピアーナのバンチブックからオーダーいただけます。
ロロピアーナ社の「ストームシステム®」は、おしゃれな大人の男性にも満足していただける上品さと、悪天候にも対応できる機能性があり、特に人気のファブリックです。
<マッキントッシュ ロンドン>は、2015年秋に誕生した英国を代表するアウターウェアブランド<マッキントッシュ>のオーセンティックなトータルコレクションブランドです。 アウターウェアだけでなく、日常のあらゆるシーンにフィットするアイテムを、英国のトラッドテイストに基づき、シンプルで上質なファッション性の高いコレクションとして提案しています。
HICKEY FREEMAN/ヒッキー・フリーマン
手仕事が生み出す洗練のスタイル
アメリカントラッドの代名詞である<ヒッキー・フリーマン>の100年以上前のアーカイブ資料から着想を得たステンカラーコートが誕生。フライフロント(比翼仕立て)に膝上丈のバランスが特徴で、ブランドの顔として永く愛されているデザインです。
当時の雰囲気を残しつつモダンさを香らせるために、さりげなく台衿を付けたのが一工夫で、台衿が首回りに沿って立体的な表情を生み出し、軽やかな着こなしを演出。スーツスタイルに合うコートでドレスでの着こなしはもちろん、カジュアルとも好相性です。
ステンカラーコートは前ボタンが隠れる比翼仕立てなので、上品でドレッシーなイメージをプラス。素材には、米国らしい機能素材の元祖・ロクヨンクロス(綿60% ナイロン40%)を採用。名称の由来はその素材混率で、着用するほどに素材の味わいが増していくのが特徴です。
ロクヨンクロスは、横糸に使われているコットンが雨などの水分を吸って膨張すると、織目が詰まって水を通しにくくし、そこに縦糸のナイロンが元来有する撥水性が合わさって、水を弾くという仕組み。
今の時代にふさわしく、環境に配慮して、原料にリサイクルナイロンなどをセレクトしているのもポイントです。
1899年、“KEEP THE QUALITY UP”をビジョンにニューヨークで創業した<ヒッキー・フリーマン>。 アメリカで生まれた自由な着こなしと、格好よくかつ優れた品質で、ニューヨーカーに拍手をもって迎えられました。テーラー並みの優れた品質の既製服は、クラフトマンの一着一着心を込めてつくりあげる姿勢に支えられ受け継がれてきたものです。永遠のトラディショナルスタンダードとして、 歴代のアメリカ大統領をはじめとしたエグゼクティブ達に支持され続けています。
CORNELIANI/コルネリアーニ
品格を感じるタイムレスな一着イタリアのコート専業メーカーとしてスタートした<コルネリアーニ>。アーカイブラインである「MILE STONES」ラインから登場したのは、着脱可能な前立てが付き、ブランドのマスターピースとして知られる「IDジャケット」をベースに、スポーティな素材やディテールで仕立てた「クラブブレザー」。過去にはオランダの名門サッカークラブのユニフォームとして採用された名作です。
「IDジャケット」は2005年秋冬シーズンに、クラシックでエレガントなスタイルの中にスポーティな要素をミックスしたカジュアルアウターとしてデビュー。当初は別名「Bicycle Jacket」とも呼ばれていました。
クラブブレザーの着脱可能な前立ては、リブ素材でスポーティなイメージを醸し出し、メタルボタンを使用することで、モダンでシックな雰囲気に。
ざっくりと織り上げたホップサックの生地は、通気性があり、しわにもなり難くいのが特徴で、ビジネスシーンでもプライベートな装いでも、気負うことなく重宝するジャケットに仕上がっています。
<コルネリアーニ>は、1958年にイタリア北部のマントヴァで創業しました。同社は、原料の選択・製品の生産・物流に至るまで自社で一貫して行うことで、常に高いクオリティとコストパフォーマンスを実現しています。見た目でけでなく商品の本質を捉えるという同社の哲学は、トレンドを意識しながらも基本の服作りは変えることなく、モダンとクラシックを上手く融合した大人のラグジュアリースタイルを世界に発信しています。 と合わせたりしてコーディネートの幅も広がります。
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Photograph:Suzukii Shimpei
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