【特集】サイドゴアブーツ&チャッカーブーツを徹底解説!この冬手に入れたいメンズ館おすすめブーツを着用スタイル別にご紹介
今や秋冬ファッションに欠かせない存在のサイドゴアブーツと、今年注目アイテムであるチャッカーブーツ。カジュアルアイテムとしてのイメージも強いが、ラスト(木型)や素材を上手に選ぶことでフォーマル度を調整すれば、様々なシーンで履きこなすことができる。
本特集では、
1)ばっちりタイドアップした”ドレスアップ“編
2)きれいめコーディネートと外しアイテムの”ドレスダウン”編
3)くつろいだスタイルにひとさじ緊張感を加える”カジュアルアップ”編
4)さりげなく気軽な”カジュアルダウン”編
と称して4つのスタイルに合わせたブーツをご紹介する。
- 1.サイドゴアブーツ“ドレスアップ”編|<Enzo Bonafe/エンツォボナフェ>
- 2.サイドゴアブーツ“ドレスダウン”編|<Ferrante /フェランテ>
- 3.サイドゴアブーツ“カジュアルアップ”編|<CALMANTHOLOGY/カルマンソロジー>
- 4.サイドゴアブーツ“カジュアルダウン”編|<PETROSOLAUM/ペテロオラウム>
- 5.チャッカーブーツ“ドレスアップ”編|<F.LLI Giacometti /フラテッリ ジャコメッティ>
- 6.チャッカーブーツ“ドレスダウン”編|<Crockett&Jones/クロケット&ジョーンズ>
- 7.チャッカーブーツ“カジュアルアップ”編|<HARROGATE/ハロゲイト>
- 8.チャッカーブーツ“カジュアルダウン”編|<Clarks /クラークス>
1.サイドゴアブーツ“ドレスアップ”編|<Enzo Bonafe/エンツォボナフェ>
ドレスアップスタイルにプーツをはく場合、気を配りたいのがトゥ(つま先)の幅や形状だ。細身の場合はドレッシーに、幅広や丸みのあるデザインの場合はカジュアルな印象になる。同様に、筒が短い方が短靴にデザインが近づくためフォーマル度が高まり、長ければこなれた雰囲気となる。ソールはボリュームの出るゴム製よりも、レザーを採用しているものをチョイスするとドレス感が高まる。
タイドアップをしたスーツに合わせたのは、<Enzo Bonafe /エンツォボナフェ>のショート丈サイドゴアブーツ。数あるブーツの中でもぐっと短いくるぶし丈も、細くスクエア型のトゥも、かっちりしたビジネススタイルに相応しいシルエットだ。
2.サイドゴアブーツ“ドレスダウン”編|<Ferrante /フェランテ>
年末は仲間内のパーティーやディナーデートなど、スマートカジュアルの機会が多い季節。定番のタッセルローファーもいいが、ブーツを合わせると季節感をさりげなく演出してくれる。<Ferrante /フェランテ>のブーツは、暖かみのあるスエードと、一ひねりあるサイドエラスティックのデザインが、ジャケパンスタイルに程よいリラックス感をプラス。ゴム製のソールも、固すぎない雰囲気を作るのに一役買ってくれる。
3.サイドゴアブーツ“カジュアルアップ”編|<CALMANTHOLOGY/カルマンソロジー>
リラックス感のあるセットアップにはスムースレザーのブーツを合わせて、ほんの少し緊張感をプラスするのがおすすめだ。
<CALMANTHOLOGY/カルマンソロジー>のブーツは、細身のトゥとレザー製のアウトソールが演出するドレッシーさと、存在感のあるプルストラップが主張するカジュアルさを兼ね備えた、オンオフ共に活躍するアイテム。肩の力を抜いたコーディネートを足元から引き締めてくれる。
そのほか、丸みのあるトゥやシボ感のある素材をチョイスすることで、カジュアルスタイルに品位を加えられる。
4.サイドゴアブーツ“カジュアルダウン”編|<PETROSOLAUM/ペテロオラウム>
“細身で角ばったトゥ=ドレッシー“とすれば、反対に幅広で丸みのあるトゥはカジュアルな雰囲気を作ってくれる。<PETROSOLAUM/ペテロオラウム>のサイドゴアブーツは、丸いトゥ、ボリュームのあるヒール、履き口に現れる裁ち切りレザーのニュアンスなど、カジュアル感たっぷりだ。くつろいだコーディネートこそ、シルエットとディテールにこだわりたい。
5.チャッカーブーツ“ドレスアップ”編|<F.LLI Giacometti /フラテッリ ジャコメッティ>
スエード素材のブーツというカジュアル度の高いアイテムをビジネススタイルに落とし込む。その難題に答えをくれるのが<F.LLI Giacometti /フラテッリ ジャコメッティ>のチャッカーブーツ。ほっそりしたシルエットとブラックカラーを選ぶことで、スーツスタイルにも無理なく馴染ませることができる。シャープなトゥに、すっきりとしたレザーソール、短めの筒と、ドレスアップスタイルの条件はばっちりだ。
6.チャッカーブーツ“ドレスダウン”編|<Crockett&Jones/クロケット&ジョーンズ>
<Crockett&Jones/クロケット&ジョーンズ>の人気モデルの一つ、大定番のCHERTSEYは、細過ぎず、太過ぎずの絶妙なシルエットで、どんなファッションにも合わせやすいのが魅力だ。上半身に重みのあるジャケットスタイルとのコーディネートも、程よいボリューム感を足元に持って来ることでバランスよく決められる。7.チャッカーブーツ“カジュアルアップ”編|<HARROGATE/ハロゲイト>
コーディネートがカジュアル一辺倒になるのを避けたい場合は、何か一つ”きちんとした印象の“アイテムを追加するのが有効だ。<HARROGATE/ハロゲイト>の新作チャッカーブーツは、ツヤのあるフレンチカーフとくるぶしギリギリの丈感のミニマルシルエットで、その役割を十分果たしてくれる。ラバーソールとしては薄目のダイナイトソールを採用することで、グリップ性能とドレッシー感を両立させた点も魅力だ。
8.チャッカーブーツ“カジュアルダウン”編|<Clarks /クラークス>
カジュアルダウンしたスタイルには<Clarks /クラークス>のロングセラー、デザートブーツが文句なしにぴったり合う。柔らかく足に馴染むアッパーレザーと返りの良いクレープソールが叶えるはき心地の良さも、リラックスした雰囲気を作るのに役立つだろう。
スニーカーと同じように履きこなせば良いと考えると、メンズブーツ初心者でも最初の一足として取り入れやすいはずだ。
今年の12月、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階では、今回ご紹介したサイドゴアブーツ、チャッカーブーツをはじめとしたブーツのPOPUPイベントが多数開催される。年末年始の予定に合わせて、自身のワードローブの中身に合わせて、なりたいスタイルに合わせて......もっと自由に、もっと楽しくブーツを選んでもらいたい。
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Photo:Tatsuya Ozawa/Natsuko Okada
Text:MITSUKOSHI ISETAN
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