山下英介さんと歩く「秋冬のメンズ館」特別編|注目のフレンチトラッド&冬コーデをスタイリング!
メンズ館の7階・5階・1階・地下1階をぶらりと散歩して、「欲しいものがいっぱいでした。特に7階は発見で、濃厚なアイテムが多かった。味の濃いものは美味しそうに見えますね」と笑うのは、雑誌『メンズプレシャス』のファッションディレクター山下英介さん。
気になったアイテムを組み合わせて、山下流コーディネートを2つ作っていただきました。
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【後編】ニットも靴も『山下流』のこだわりは尽きることがない
“物語”を創り出す力を持つと、メンズ館はもっと面白くなる
メンズ館は、アイテムがスタイリングの一部に収れんしていくものではなく、モノ本来のストーリーを伝えられるのが大きな魅力。
さらに、これまでフレンチアイビー、クラシコイタリア、アメカジ、アイビー、トラッドなど、いろんなトレンドを見続けているので、「モノ」×「スタイリング」両者のモノ語りが加わってくると、さらに面白いと思います。それが百貨店ならではの力だと思いますね。
スタイリング #1|チャレンジしやすいフレンチトラッド風
久しぶりにホワイトデニムを穿きたくなったと話しましたが、「スタイルカウンシルのように着たいな」と思ってフレンチトラッド風にコーディネートしました。いわゆるフレンチシックは真似がしやすいし、清潔感があって、さっぱりした感じに仕上がります。
汎用性も高いホワイトパンツに合わせるのは黒の靴。普通は茶色のスエードが定石ですが、黒で足元を締めるのが新鮮ですね。黒のシングルモンクで、上から「ブルー・白・黒の世界」です。
スタイリング #2|冬のロケに行くときはこんな感じで
7階で見つけた<エンジニアド ガーメンツ>のコートをメインに、黒のタートルとボルドーのスウェットパンツ、そして、靴でコントラストを効かせたコーディネートです。
自分が冬のロケに着ていくのはこんな感じですね。
タートルはミドル~ローゲージのカシミヤなら言うことなしで、黒とボルドーの色合わせは自分としてはチャレンジしたスタイル。帽子はブラウンの<ボルサリーノ>にしても決まると思います。
ぜひ「秋冬のメンズ館」散歩記事と読み合わせて、ご自身のオリジナルのコーディネートをお楽しみください。
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Text:ISETAN MEN‘S net
Photo:TAKU FUJII、ISETAN MEN‘S net
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