最後はエレガンテを極めた2人が登場。
まずは<デ・ペトリロ>のベネディッド・デ・ペトリロ氏。地中海を思わせるブルーが美しいスーツはウール×リネン製。ネクタイもブルー系で統一することで見事にブルーカラーコーデを表現した。美しいショルダーラインやトラウザーズのシルエットはまさにエレガント以外の言葉がハマらない完璧な着こなし。19年春夏はトラベラーをキーワードに地中海を訪れる時に着てほしいアイテムを提案している。
最後に登場したのは、時代の先を行くスタイルを創ってきた<ジジ>のピエルイジ・ボリオリ氏。ベージュのコットンスーツにシャンブレーの開襟シャツ、足元にはワラビーシューズを持ってくるなど彼らしい今日的なコーディネートを見せた。一見するとシンプルだが、ベージュと色褪せたサックスブルーを合わせるあたりはエレガントなスタイルが得意な彼ならでは。19年春夏は8ボタンのダブルブレストブレザーをクローズアップアイテムと位置づけコレクションを発表。ソフトでコンフォートなジャージー素材が今の気分だ。
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