2018.09.12 update

装う愉しみを広げ、未来に残る"新定番"──バイヤー渾身の「メンズ館15周年」記念アイテムが続々!(1/8)

男の職業や働き方、働くためのスタイルは時代とともに刻々と変化し続けるが、バイヤーの山浦は今の時代を一言で表現するなら「イージー」だという。今、ビジネススタイルも、働く人のマインドも、そして着こなしの根底にもあるのが「イージー」。スーツの足元がスニーカーになり、通勤にリュックが当たり前になったのは、まさに時代の流れの象徴だが、そうやってストレス要因を排除していくことにより、装うことの面白みが削られていくことに危惧しているともいう。

メンズ館15周年を飾るシンボリックなアイテムの数々は、「これまでの15年を振り返って、今こそイセタンメンズが提案すべきもの」。9月12日(水)からは、バイヤーが想いを込めた価値ある"新定番"が登場。力量が確かなブランドと伊勢丹メンズのタッグだからできた“時代に左右されない未来のベーシック”がずらりと揃うのだ。



 


日本人であることの喜びや感性を今こそ磨こう


春を告げる桜の開花のニュースを待ちわび、寿命が延びると喜んで旬の初物を食し、木枯らしが吹くとセーターやウールコートの温かさを身に纏うというのが、日本人の感性であり優れた個性。それが衣食住に渡ってすべてイージーに支配されると、「人間の感度が次第に鈍感になっていく」と山浦。

日本人は生来ミックスが得意で、本歌取(ほんかどり)のように新旧を織り交ぜるのが上手いもの。装いに関しても、四季に恵まれた国だからこそ、色や素材で季節感を愉しみたいものだ。伊勢丹メンズ館の15周年企画では、“男性が忘れてはならない装い”にフォーカス。スペシャルアイテムが続々とラインナップする。

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