2017.09.25 update

<L. KENDALL/ラーカム・ケンドル>|歴史は大航海時代の英国。当時のマリンクロノメーターをイメージしたコレクションをご紹介

09.20 Wed -09.30 Sat
伊勢丹新宿店 メンズ館8階 イセタンメンズ レジデンス
9月30日(土)までメンズ館8階=イセタンメンズ レジデンスでは、英国の時計製造先駆者として名高い<L. KENDALL/ラーカム・ケンドル>に焦点を当ててご紹介しています。

ブランドの歴史は遡ること1719年、ラーカム・ケンドルが誕生。後にロンドンの時計職人に弟子入りし、1742年に自身の名前を冠したメーカーを創業。当時は大航海時代で、より正確で信頼出来る時計の開発はヨーロッパの主要な国家の急務とされていました。
航海中に船の現在位置を決定するために時刻と太陽の位置から測定する方法が考えられましたが、波の影響の大きい海上で正確な時刻を刻む高精度の時計が必要でした。


「K4」 1,069,200円
SSケース、ケース径46mm、10気圧防水、自動巻

「K7」 594,000円
SSケース、ケース径46mm、10気圧防水、自動巻
 
1759年に、渡洋航海に必要とされる経度の測定が可能な精度をもった機械式時計「クロノメーターH4」を、英国の時計師ジョン・ハリソンが完成させますが、1765年に開催された経度委員会において正確な時刻を刻む事ができず経度を測定するのに十分でないと結論づけられてしまいます。
その後、経度委員会に招集されていたケンドルにH4の複製製造が委任されます。

「K6」 各種712,800円
SSケース、ケース径46mm、10気圧防水、自動巻

ケンドルはその委任を受け1769年「クロノメーターK1」を作成。それを搭載した英国軍艦が世界一周から帰還した際、船長が航海日誌に「彼の時計は想像を超える精度だ」と記し、正確な経度測定にはクロノメーターが不可欠であることが証明され、「クロノメーターK1」は英国海軍に正式採用されることになります。その後、1772年にK2が、1774年にはK3を開発します

「K4」からスタートしている現在のコレクションは、当時のマリンクロノメーターをイメージした厚みのあるデザインと、六分儀をモチーフにしたローター、マザーオブパールのダイヤルを採用するなどディテイルにこだわった仕上がりとなっています。
大航海時代に製造され活躍した、ロマンに溢れる時計コレクションをぜひご覧ください。

*価格はすべて、税込みです。

お問い合わせ
メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス
03-3352-1111(大代表)