2017年秋冬のトップトレンドをバイヤーが解説!人気ブランドの最新コレクションも公開(1/3)
今度のピッティは、メンズファッションの新しい潮流が分かるのはもちろん、7月28日(金)と29日(土)は、いつものメンズ館とは雰囲気が違う“異空間”を創り上げます。そのキーとなるのは“ピッティの名物男、5人衆”です!
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ピッティの一番の名物といえば、なんといっても着こなし大王!
「イセタンメンズでは、本場・ピッティの空気を少しでもお客さまに感じてもらえるよう、これまでVR(ヴァーチャルリアリティー)導入などさまざまな試みをしてきましたが、今回は、ピッティの一番の名物をキャスティングしました」と言うのは、メンズ館4・5階の主にインポートクロージングを担当するバイヤーの山浦勇樹。
7月28日(金)と29日(土)にイセタンメンズに登場するのは、ピッティ・イマージネ・ウオモCEOのラファエロ・ナポレオーネをはじめ、<タリアトーレ>のピーノ・レラリオ、<PT01>ディレクターのドメニコ・ジャンフラーテ、<フォルテラ>のアレッサンドロ・スクアルツィ、<エルネスト>のエンリコ・メッツァドリ、そして<GTA>のプリモ・グエレチエナ。
左上:<タリアトーレ>のピーノ・レラリオ、右上:<フォルテラ>のアレッサンドロ・スクアルツィ、左下:<エルネスト>のエンリコ・メッツァドリ、右下:<PT01>ディレクターのドメニコ・ジャンフラーテ
各ブランドのキーマンである5人は、ファッショニスタとしても名高く、インスタグラムや雑誌にスナップされる姿を見た人も多いはず。「29日(土)の午後に4階・5階に登場しますので、お好きなブランドや、会いたい人のブランドを着てぜひメンズ館へ。みんなコミュニケーション好きで、気軽に写真も撮ってくれるはずなので、ぜひコミュニケーションをお楽しみください」と山浦。イタリア人をはじめ、多くの外国人がフロアを闊歩する“異空間”が仕上がる。
伊勢丹新宿店メンズ館4階・5階を担当する山浦勇樹バイヤー
ピッティは、秋冬最新トレンドのプレゼンテーションの場
さて、メンズファッション好きが気になる最新トレンドを身近に体感できるのもピッティの魅力。山浦は、「メンズクロージングの色柄の新傾向では、なんといってもブラウンの台頭です。ピッティでも各ブランドが茶色のプレゼンテーションに力を入れ、渋みのある茶色を中心としたいろんなトーンを展開していました。柄では、英国調回帰が顕著で、大きいチェック柄やシェファード、グラフチェック、タータンチェックなどが目立ちました」と解説。
「秋冬のブラウンは、今春夏のベージュ~カーキのアースカラー系の流れを汲んで、より秋冬らしく深みのある色味になるので、“春夏の進化”ともとらえられます。クラシック回帰としてイセタンメンズネットでも取り上げているパンツなどの“サルトリアル仕様”の本格化と合わせて、新鮮な色と柄をぜひチェックしてください」とつづけた。
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