Spectator Shoes Guide──観戦者のための靴をデイリーに【The Gentlemens Makers|2017 Spring】
スペクテーターシューズとは?
スペクテーターは観戦者、の意。20世紀初頭、競馬など種々の競技場において、白をベースにしたコンビシューズがその名を与えられて広まった。スポーティ、かつドレッシィなルックスが、紳士淑女の社交場としての役割も兼ねていた往時のスポーツシーンにぴたりとはまったのだ。一見すると、手入れの難しそうな靴だが、ふだんはブラッシングと無色の乳化性クリームの塗布で充分。注目のデザインということもあって、この春はさまざまなブランドから趣向を凝らしたスペクテーターシューズが登場している。この機会にぜ ひ手に入れてみてはいかがだろうか。
左・<カンパニーレ>
濃淡のあるブラウンで染めたメッシュ&スムースレザー、スマートなフォルムがダブルモンク特有の重厚感を抑制。これからの季節にうってつけの趣だ。
シューズ60,480円
右・<ロトゥセ>
スムースレザーとスエードをコンビにしたブローグシューズ。愛嬌のあるフォルムと相まって、ブルートーンのコンビがポップな印象。足取りが軽くなる。
シューズ62,640円
■ともにメンズ館地下1階=紳士靴
<マークブーツ>
ホースレザー、サドルシューズ、グッドイヤーウエルト、そしてネイビー×バーガンディというカラーリング。どれをとっても古き良きアメリカの薫りが漂う。
シューズ105,840円
■メンズ館地下1階=紳士靴
<ステファノ ベーメル>
エレガントをきわめたネイビーのプレーントウ。ミニマルなデザインゆえにスムースレザーとスエードで変わる色のタッチがくっきりと浮かび上がる。
シューズ216,000円
■メンズ館地下1階=紳士靴
左・<エドワード グリーン>
枯葉を思わせるカーキとベージュのコンビが実に瀟洒。大人の色香という観点で見れば、数あるスペクターシューズのなかでも飛び抜けた存在だ。
シューズ182,520円
右・<ステファノ ブランキーニ>
スムースレザーとクロコダイルをコンビにした一足。若々しさが感じられるのは、ローファーというデザイン、グレーというカラーを選んだおかげだろう。
シューズ82,080円
■ともにメンズ館地下1階=紳士靴
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メンズ館地下1階=紳士靴
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