Vol.1 ＜DALCUORE/ダルクオーレ＞｜ナポリの感性が生む芸術的な仕立て
The Best and Brightest 名品礼賛──古くから、名品として愛されてきたものは饒舌だ。ハンガーに掛かっていても、靴箱に入っていても雄弁に語りかけてくる。長い時間をかけて育まれてきたエピソードやストーリー。春の足音が聞こえてきたら、そんな物語が聞きたくなる。
星の数ほどのサルトリアが存在し、腕利きの職人が揃うナポリにあって、巨匠と呼ばれる男がいる。その男こそルイジ・ダルクオーレである。ナポリのサルトリアで伝統的な仕立て技術を身につけた後、ヨーロッパ各地で研鑽を積み、1976年に自身の工房、サルトリア ダルクオーレを開業すると瞬く間に高い評価を獲得。以来、世界中にファンを増やしつづけてきた。
ダルクオーレがつくる服は、ナポリ仕立ての王道ともいえるもの。段返り3ボタンに高めのゴージライン、マニカカミーチャ（雨降り袖）、バルカポケット、重ねボタンなどを特徴にするが、決して古さを感じさせない。ハンドステッチを些細な部分にまで施し、隆盛期のナポリ、もっともスーツが美しかった時代のスタイルを彷彿させながら、むしろ“いま”の雰囲気が強く漂う。独自の美意識により、クラシックとモダンの融合がきわめて高い次元でなされているのだ。
これほど“進化”という言葉が似合うサルトリアもあるまい。ダルクオーレは創業から40年以上経った今日も、伝統を守りトレンドを創造する職人技で、ドレスクロージングの世界に新鮮な驚きを与えつづけている。
お問い合わせ
03-3352-1111（大代表）
＜DALCUORE/ダルクオーレ＞
スーツ 313,200円
■メンズ館4階＝インターナショナル ラグジュアリー
星の数ほどのサルトリアが存在し、腕利きの職人が揃うナポリにあって、巨匠と呼ばれる男がいる。その男こそルイジ・ダルクオーレである。ナポリのサルトリアで伝統的な仕立て技術を身につけた後、ヨーロッパ各地で研鑽を積み、1976年に自身の工房、サルトリア ダルクオーレを開業すると瞬く間に高い評価を獲得。以来、世界中にファンを増やしつづけてきた。
ダルクオーレがつくる服は、ナポリ仕立ての王道ともいえるもの。段返り3ボタンに高めのゴージライン、マニカカミーチャ（雨降り袖）、バルカポケット、重ねボタンなどを特徴にするが、決して古さを感じさせない。ハンドステッチを些細な部分にまで施し、隆盛期のナポリ、もっともスーツが美しかった時代のスタイルを彷彿させながら、むしろ“いま”の雰囲気が強く漂う。独自の美意識により、クラシックとモダンの融合がきわめて高い次元でなされているのだ。
これほど“進化”という言葉が似合うサルトリアもあるまい。ダルクオーレは創業から40年以上経った今日も、伝統を守りトレンドを創造する職人技で、ドレスクロージングの世界に新鮮な驚きを与えつづけている。
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03-3352-1111（大代表）
