ISETAN MEN'S net

5月15日(水)から

トレンドという大河の流れのなかで、変わらぬ光を
放ち続けるものがある。妥協なき素材選び、熟練の技術、
普遍的な意匠。名品の輝きの源泉は一体どこにあるのか—。

TODS

トッズ

今昔の紳士たちをとりこにする
魅惑の履き心地

〈トッズ〉シューズ

〈トッズ〉シューズ 71,280円(牛革)メンズ館地下1階=紳士靴

「傑作」と呼ばれる靴の絶対条件。それは万人を魅了する履き心地とデザインをあわせもつもの。トッズの代名詞というべきドライビングシューズ「シティ ゴンミーニ」は、そんな条件を兼ねそなえた稀有な靴だ。
 その履き心地はまさに官能的。履いた瞬間、選び抜かれたアッパーのレザーが足を包み込む。軽くしなやかで、まるで上等なソックスのよう。そして踏み出せば、靴底のラバーの弾力が足裏に心地よく響く。この感覚はペブル(小石)のような突起したラバーを配した一枚のアウトソールの賜物だ。“ドライビングシューズ”というだけに、運転時のグリップ力と繊細なアクセルワークが可能に。
 デザインも秀逸。レザーの質が際立つ一枚革のアッパーにモカシンステッチが力強いアクセントをきかせる。シンプルなデザインは汎用性も高く、デニムカジュアルからジャケットスタイルまで幅広い着こなしにマッチする。今シーズンは春らしいホワイトと型押しレザーの風合いが印象的なシティ ゴンミーニが狙い目だ。「一度買うと、いつの間にかシューズクロゼットに2足、3足と増えていく」といわれる魅惑のドライビングシューズ。足を入れれば、その意味をはっきりと実感できるだろう。