アンドワンダーのデザイナーに学ぶ、
夏のレジャーの楽しみ方
デザイナーみずからがアウトドアで体験したことをフィードバックして、
アイテムを完成させるアンドワンダー。夏のレジャー、やはり山抜きには語れない。
緑の濃い山を歩くだけで、豊かな気持ちになれる
アンドワンダーのデザイナー、池内啓太氏と森 美穂子氏にとって最高の夏レジャーといえば、「アウトドア」だ。
「ブランドをはじめるきっかけもアウトドアでした。最初はキャンプに詳しいファッション業界の人たちに誘われて山のキャンプ場に行ったんですが、そのとき彼らが持っているいろいろなギアのとりこになりました。その後自分で買い集めたんですが、使いたいと思えるようなものがあまりなく…。そこで自分たちでウエアやギアをつくりはじめたんです。その後、キャンプのときに山登りの楽しさを知り、今は登山も楽しんでいます」(池内氏)
2人とも一年中山に入るが、夏にはほかの季節とは違う楽しみがあるという。
「夏は標高の高い場所でキャンプができます。静かで景色も楽しめますが、その分、夜になると思いのほか冷える。そこでたき火をしたり、ダッチオーブンで料理をしたり。都会の夏では味わえない非日常を味わえます」(池内氏)
森氏は夏レジャーとして、これまで北アルプスや山形県の月山 など、国内外のさまざまな夏山を登ってきた。
「日本人にとって登山は、必ず頂上を目指すようなストイックなものと、とらえられがちですが、欧米には『気軽に山を楽しむ』という考え方があります。私はこの考え方が好きです。特に夏山は涼しく、装備も軽いのでメローな登山を楽しめます。あと山ではノートが手放せません。景色や天気、食べたものなどを登山の合間に記しています」
木々の緑が濃くなる夏山のページは自然と明るく色彩が豊かになる。
「ブランド名の『wander』とは、『あてもなく歩き回る』という意味。特別なことをしなくても、ただ山を歩くだけで豊かな気持ちになれる。アンドワンダーを通して多くの人々に山の楽しさを知ってもらいたいです」(森氏)
2人とも一年中山に入るが、夏にはほかの季節とは違う楽しみがあるという。
「夏は標高の高い場所でキャンプができます。静かで景色も楽しめますが、その分、夜になると思いのほか冷える。そこでたき火をしたり、ダッチオーブンで料理をしたり。都会の夏では味わえない非日常を味わえます」(池内氏)
森氏は夏レジャーとして、これまで北アルプスや山形県の
「日本人にとって登山は、必ず頂上を目指すようなストイックなものと、とらえられがちですが、欧米には『気軽に山を楽しむ』という考え方があります。私はこの考え方が好きです。特に夏山は涼しく、装備も軽いのでメローな登山を楽しめます。あと山ではノートが手放せません。景色や天気、食べたものなどを登山の合間に記しています」
木々の緑が濃くなる夏山のページは自然と明るく色彩が豊かになる。
「ブランド名の『wander』とは、『あてもなく歩き回る』という意味。特別なことをしなくても、ただ山を歩くだけで豊かな気持ちになれる。アンドワンダーを通して多くの人々に山の楽しさを知ってもらいたいです」(森氏)
いけうち・けいた●神奈川県出身。ISSEY MIYAKE MEN デザインチームにてアパレル、雑貨の開発をおこなう。2009年に独立して、11年に森氏とアンドワンダーを立ち上げる。
もり・みほこ●東京都出身。ISSEY MIYAKE デザインチームに所属し、2004年よりフリーランスでの活動後、11年にブランドをスタート。根っからのアウトドア好きで、夏には登山やキャンプ、冬にはスキーを楽しむ。
池内氏・森氏の登山遍歴
2014
Aug.
Aug.
2018
Dec.
Dec.