この夏活躍するマイベスト4 -前編- 「#イセタンメンズの愛用品」
鋭い審美眼を持つイセタンメンズのスタッフ。彼らの愛用品や、いま欲しいアイテムをご紹介する連載がスタートします。初回は「この夏活躍するマイベスト4」をテーマに、ファッションからコスメ、雑貨まで、独自の視点で4点ずつセレクト。前編では、2人のスタッフがアイテムごとの思い入れやエピソードを語ります。
松岡「この夏活躍するマイベスト4」
夏に着る品の良いシャツ
「<ルメール>の洋服を何着も持っています。好きな理由を自省してみたら、柔らかなニュアンスカラーや美しいカットから漂う、大人っぽい雰囲気に惹かれていると気づきました。自分は夏になると、スタイリングが弱い印象になるのが悩み。なんだか、Tシャツ1枚だと冴えない感じで…。そのため、夏でもよくシャツを着ます。映画『メゾン・ド・ヒミコ』のオダギリジョーさんが、自分の中でベスト・オブ・サマースタイリング。シンプルなシャツとスラックスなのに、なんだか佇まいが美しく見えるんですよね。そのスタイルがいつも頭のどこかにあるので、今夏も品のあるシャツを手に取ってしまいます」
今の気分に合う革靴
「最近は革靴を履くのが気分。こちらは<ジェイエムウエストン>の、役目を終えたシューズを新世代に継承するプロジェクト「ウエストン・ビンテージ」で購入した、#501というモデルです。カラーは珍しいグリーンをセレクト。ブラックだと重たくなりすぎるので、足元に程よい軽さが出るグリーンが◎。スプリットトゥでソリッドな表情もありながら、ソールのボリュームや甲高が絶妙で、ドレス寄りなスタイリングからカジュアルまで幅広く履けるのがお気に入り。珍しいモデル×カラーですが、プライスは定価の半額くらい。さらに、通常だと3万円以上かかるソールの修理が、既に施されているのも魅力で、購入して良かったと思える一足です」
自宅で過ごす時間をアップデートするパジャマ
「家でのスタイルといえば、夏はTシャツにショーツ、冬はスウェットと、あまり気分が上がるものがない…。もっと家にいる時間も気分が上がるアイテムを探して、デンマークのファブリックブランド<テクラ>をオンラインでチェックしていました。引っ越しに伴い<テクラ>を一式買いかえることになったので、便乗して自分のパジャマも購入。オンライン上でクリーンな印象が目を引いた、ロイヤルブルーのカラーをセレクトしました。コットンポプリンのさらっとした素材感や、上品なカラーリングが相まって、なんだか家で過ごす時間がアップデートされた感じ。次は良いスリッパが欲しいなと目論見中です」
手を汚さずに塗れる日焼け止め
「毎年この時期の悩みは、首の後ろだけ真っ黒に日焼けすること。しかし、日焼け止めを塗った後に手がベタベタするのがどうしても嫌で、これまで紫外線対策をせずに過ごしてきました。そろそろ30代に近づいてきたので、少しずつセルフケアを始めようと思っていたとき<シセイドウ メン>で出合ったのが、スティックタイプの日焼け止め。片手でクルクル回しながら繰り出せて、手を汚さず肌に直接塗れるところが◎。汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプなので、アウトドアでも活躍します。スタイリッシュなデザインのパッケージで、普段の持ち物に混ざっていても違和感ないところも気に入っています」
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鳥山「この夏活躍するマイベスト4」
ラリー・クラーク監督とのコラボレーションTシャツ
「<ボット>はデザイン性の素晴らしさやクオリティの高さはもちろん、デザイナーとメンバーの人柄も大好きで、普段からよく着ています。まだブランド立ち上げから日が浅いながらも、ストリート界から熱い支持を受けるラリー・クラーク監督とコラボレーションしたのには驚きました。Tシャツのフロントには1995年公開の映画『KIDS』の1シーン、バックには監督直筆のサインがプリントされている最高のアイテム。3種類全て購入したので、この夏気倒す予定です!」
着こなしに上品さを添えてくれるカーディガン
「これまで洋服をルーズに着こなすのが好きだったのですが、最近その気分は落ち着き、ジャストサイズで着ることが増えてきました。大人な年齢になってきたので、何に合わせても違和感がなく、着心地の良い、きれいめなアイテムを探していたら、<サンスペル>の1枚に出合いました。網目の細かいハイゲージ仕上げのカーディガンで、なめらかな質感とやわらかい風合いが特徴です。こんな僕でも品よく着られるので、とても重宝しています(笑)」
一味違う足元を演出するシューレースストッパー
「20歳くらいのとき雑誌を読んでいたら、ボロボロになった<VANS/ヴァンズ>のオーセンティックに、<クロムハーツ>のシューレースストッパーを付けているビジュアルを見つけました。とてもカッコよかったんですが、もう日本の基幹店では販売していなくて…。それから10年近く経ち、たまたま入った古着屋でワンペアだけ見つけたので即購入しました! 普段から履いている<CONVERSE/コンバース>オールスターの、一番つま先に近い部分に通しています。汚してなんぼだと思っているので、雨の日もガンガン履いていたら錆びもついてきて、良い感じに育っています」
ソリッドなデザインにこだわったブルゾン
「テックやシェル系のウェアはずっと気になっていたのですが、王道過ぎたり、人とかぶったりするので、自分にちょうどいいものが見つからず…。先日メンズ館6階で、4人組のDJ・プロデューサーグループ『SoundSports』のPOP UPを開催した際、メンバーの1人でフォトグラファーの石井涼太君が<ヴェイランス>のビジュアルを撮っていると知りました。彼のWEBインタビューを読んでいたらカッコイイなと、影響を受けた形ですが、今すごく欲しいと思っています! 装飾もロゴもないシンプルなデザインは、今の気分にもドンピシャ。梅雨時期にも秋口にもぴったりなので、かなりおすすめです」
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