オブジェの様な完成度と緻密なギミックデザイン <イーノス>のジュエリーに込められた、3人の男達の想い |日本橋三越本店
「レトロモダン」をテーマに、懐かしくノスタルジーを感じさせ、インダストリアルなデザインが魅力である日本のジュエリーブランド<E-NO'S/イーノス>が、12月22日(水)より日本橋三越本店に期間限定で登場する。
<イーノス>が生み出す緻密なギミックに凝った作品の数々は、すべて一点一点つくられるため、ジュエリーが本来持つ「希少性」ということに加え、10~30以上のパーツを組み立てる立体構造によって、まるでオブジェのような美しさと存在感が特徴だ。
今回は、その<イーノス>のジュエリーに込められた3人の男達の想いをご紹介する。
「誰のためでもなく、自分達が欲しいと思えるジュエリーを創りたい。」
その思いで<イーノス>は2000年に榎本氏・神原氏・八重樫氏の3名により設立された。
たとえ、これまでの既成概念に抗っていようとも、1000人に1人しか欲しいと思ってくれないジュエリーだとしても、自分達を信じ創りたかったという。
デザインコンセプトは1930年頃からのレトロでインダストリアルな、機械部品などが露出したものに美を見い出した独特な世界観。デザイナーの八重樫氏自身が、子どもの頃に宝物のようにいつもポケットに入れていた錆びついたナットなどをモチーフにし、その機械構造などを破壊し再構築されたものが、<イーノス>のジュエリーデザインである。
「無垢で重い」「サイズ直しが出来ない」「裏表なく完全立体構造」「製品によってはパーツ数が30以上」…
といった<イーノス>が持つ特徴は、これまでジュエリーとして作るべきではないとされていた概念。しかし、そうして独自の世界観を持って出来上がった製品のギミックやオリジナル性、質の良さとかっこ良さこそが、世界に類を見ない自分達が求めるジュエリーだったのだ。
通常のジュエリーを作る職人では<イーノス>のデザインを形にすることが難しく、その中で神原氏のみがデザイナー八重樫氏の意思をしっかり受け止め、製品としてなり得る事ができた。
細かなパーツが多く、複雑な組み合わせで通常のジュエリー加工の何倍もの時間や手間がかかるが、その繊細な加工技術に裏付けされたもの作りの拘りがパーツの1つ1つに表れている。
3人の男の想いが詰まったジュエリーも、理解して身に付けてくれる人を探さなければならない。
決して安価でもない。トレンド的でもないから誰も持っていないし、個性が強すぎて売れないのかもしれない。
「でも、これがかっこいいのだ。これこそが自分達が自信を持っておすすめしたいジュエリー」。
マネジャーの榎本氏はこの思いを貫き、地道な営業努力とブランディングを続けてきた。<イーノス>が20年以上続けてこれたのは、奇跡ともいえよう。
我々は未だ道半ば。ジェンダーレスジュエリーとして進化し、<イーノス>は変わり続けても信念は変わらず、既成概念に抗いながら、世界に向けて漸進し続けていく。
そして今、満を持して<イーノス>は日本橋三越本店に期間限定で登場。
オブジェの様な完成度と緻密なギミックが織りなすジュエリーの世界を、ぜひその目でご覧いただける貴重な機会となる。
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Photo&Text:NIHOMBASHI MITSUKOSHI MEN‘S
Edit:ISETAN MEN‘S net
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