「車内で水滴が気になる」を解消。福井県産業を駆使した本格傘ブランド<福井洋傘>がポップアップを開催|日本橋三越本店
古来より、傘は、運気を広げる「末広がり」の意味を持ち、縁起物といわれているそう。
福井県の繊維技術の伝統を重んじながら「時代に継がれる傘作り」をするファクトリーブランド<福井洋傘>が、9月15日(水)~9月21日(火)の期間、日本橋三越本店 本館2階イベントスペースにてポップアップを開催。「蛇の目洋傘」・「ヌレンザ」ほか、同ブランドの人気アイテムが一堂に揃う。また、会期中は、生地や絵入れまでお好みの傘のオーダーをすることも可能だ。
福井県で1972年に創業したファクトリーブランド<福井洋傘>。福井県は合成繊維での傘生地の生産をいち早く開始した地域であり、雪が積もる農閑期に盛んだった内職の一つが傘づくりだったという。同ブランドは、五感で雨の日を楽しめる空間を提供したいという想いから、伝統である蛇の目傘を活かしつつ、モダンなデザイン性の高い傘を手掛けている。
本ポップアップでは、伝統ある蛇の目傘を現代風にアレンジした「蛇の目洋傘」やメーカーと共同で開発した撥水力に優れた「ヌレンザ」ほか、長傘や折り畳み傘を豊富にご用意。さらには、傘のオーダーも承る。生地・骨組み・手元のほかに、名入れや絵入れまで、ご自身のお好みの世界に一本だけの傘をオーダーメイドでお作りいただける。
蛇の目洋傘(雨用長傘)― 伝統ある蛇の目傘を現代風にアレンジ
ポリエステルを使用しながらも福井県の繊維技術を活かし、紬のような風合いで織り上げ、骨組みには福井県のメガネフレームの技術を取り入れ、骨を24本使うなど、福井県産業の確かな技術によって使い易さ、丈夫さを兼ね備え、優しい曲線美の仕上がりで格別な雨音を楽しむことができる。
また、開きが2段階式になっており 、開く角度を1段落とすと、蛇の目傘独特のシルエットになり、和装洋装どちらでも使用が可能だ。
手元(持ち手)と石突(傘の頭の部分)は、福井県河和田町の職人一本一本手作業で本漆「河和田塗り」で仕上げ、水や熱にも強く、使う度に艶が出て、味わい深く永くご愛用いただける。
ヌレンザ(雨用長傘)― 「車内で水滴が気になる」を解消
「雨が降った時、電車内や車内などで、傘の水滴で服や靴が濡れて困る」というお困りごとをもとに、メーカーと共同で高密度ポリエステル素材を開発し、1年がかりで製品化された「ヌレンザ」。雨に当たりながらでも水滴を弾く撥水力は、コーティングをするのではなく、撥水する生地を用いるという逆転の発想から生まれ、試行錯誤を重ね、ひとふりでほぼ乾いた状態を実現させた。傘をさした際、重心が真下にくるように調整しており、傘がより軽く感じられるのも魅力だ。
傘のオーダーメイド ― ご自身のお好みの世界に一本だけの傘
会期中は、身長やご用途に合わせ、大きさや骨数、生地、手元などをご指定いただき、お客さまのおひとりおひとりのご要望に合わせた傘のオーダーメイドも承る。本場奄美大島紬など、紬を使用した晴雨兼用傘や、ゴルフクラブのシャフト技術を応用したカーボンファイバー製の骨組、輪島塗 高蒔絵の手元など種類豊富な選択肢からセレクトしていただける。
雨の日を楽しむ、ご自身にぴったりの1本をぜひお選びいただきたい。
- 日本橋三越本店 本館2階 イベントスペース
- 価格:長傘・折りたたみ傘 19,800円~
- お渡し:約2か月後
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