2020.03.11 update

国内外のシューメーカーがミレニアル世代のための新木型を伊勢丹メンズ館限定で製作

1980年代半ばから90年代半ばに生まれた、25〜34歳ぐらいの世代を「ミレニアル世代」と呼ぶ。生まれたときからスマホやPC、ゲーム機が身近なデジタル・ネイティブであり、SNSを日常的に使いこなし、社会問題に関心が強いというこの世代は、クッション性の高いスニーカーを日常的に愛用し革靴と縁遠いこともあり足の形に特徴があると言われる。


そのため80年代以前に作られた木型は、ジェネレーションXや、団塊世代のための足型から起こされているため、ミレニアル世代には合わせにくいとされてきた。とくにローファーなどスリッポンは、かかとが抜けやすいと感じている若者は多いのではないだろうか。

そこで伊勢丹メンズ館は国内外の主要ブランドに、ミレニアル世代のための木型をオーダー。昔の名靴が合わないという若い人たちの足にフィットするモデルをエクスクルーシブモデルとして展開する。開張足でウィズはやや広め、つま先に近い二の甲が低めで、かかとは小さめ。中心線を内側に振ることで重心の位置も考慮されていて歩きやすい。フォルムはスマートで、やや長めのトゥもモダンな印象に仕上がっている。

ミレニアルラストを提供するブランドは、<リーガル>、<オーツカ>、<スコッチグレイン>など国内名靴を始め、伊勢丹メンズ館で人気の高い<ジャラン スリウァヤ>、英国の老舗靴<バーカー>も参加する。モデルごとにラバーソール搭載モデルや、ゴアテックスブーティを採用したモデルなどシリーズも多彩。ミレニアル世代だけでなく、木型に不満のある人にも、ぜひトライしてほしい。

Photo&Text:ISETAN MEN‘S net



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