映画『007』シリーズ、ジェームズ・ボンドのシャツ＆タイを復刻
来春公開される映画『BOND25（仮）』は、『007』シリーズ最新作。ダニエル・クレイグが本作をもってボンドを卒業すると名言しているだけに話題作となるのは必至だ。そんな映画公開に先立って、今秋伊勢丹メンズ館では、これまでの作品で実際にジェームズ・ボンドが着用したシャツ＆タイが復刻される。
まずはシャツ。初代ショーン・コネリーの時代からボンドのシャツは英国王室御用達の＜ターンブル＆アッサー＞だ。通常＜ターンブル＆アッサー＞といえば表前立てにトリプルバレルのターンナップカフスと相場が決まっているが、これは映画のなかでボンドがタキシードに合わせて着ていたモデルを復刻。S字を描くターンブルカットのワイドスプレッドカラーにフライフロント、カフスはダブルカフス仕様で、カフリンクと共にブラックタイも同ブランドから登場する。
さらにタイはピアース・ブロスナン時代の作品から『ダイ・アナザー・デイ』『トゥモロー・ネバー・ダイ』『ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ』で使用されたシルクタイが登場。90年代らしいグラフィック模様のジャカードタイは、今の時代に新鮮に映るものだ。またシリーズ最大のヒット作となった『スカイフォール』からはナポリの名門＜マリネッラ＞が手がけたモデルを、前作『スペクター』では＜トム フォード＞が手がけたモデルも今回特別に復刻される。
世界中の紳士が憧れ、そして立ち居振る舞いのすべてが規範とされるジェームズ・ボンドの装い。着る人のモチベーションを挙げるのに最適なアイテムとなるに違いない。
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