互いをリスペクトし合うと語る<タリアトーレ>のピーノ・レラリオ氏、<PT01>のドメニコ・ジャンフラーテ氏。
プライベートでも親交の深い2人が組んだコラボレーションはクラシコの新たな表現方法であった。
本サイトでも以前お伝えしたが、今シーズン<タリアトーレ>と<PT01>はブラックツイルの同素材で、コラボレーションスーツをセットアップ。<タリアトーレ>は「ピーノライン」のシングルブレストと「モンテカルロ」のダブルブレストジャケットが選べ、<PT01>は新定番の「ジェントルマンフィット」を。仕立て上がりには両者のネームタグが付けられた。
「今日はピーノの真似をしてモノトーンでシックなコーデにしたんだ」と語るドメニコ氏はブラック&ホワイトのモノトーンスタイルで登場。トレードマークである白髪と黒縁メガネとの相性もさることながら、全体のサイズバランスは流石の一言。2019年春夏シーズンは腰回りにゆとりを持たせた2タックのテーパードシルエットが推しだ。
対するピーノ氏は負けず劣らずのブラックのワントーンコーデ。アイテムによって素材を変えることで、表情豊かなスタイルを完成させている。今季は「プリンス・オブ・ウェールズ」と呼ばれる伝統的なチェック柄がイチ押し、クラシックな雰囲気の中に<タリアトーレ>らしい軽快感を提案する。
NEXT>時代の先を行く、進化系クラシコの代表格