2019.04.18 update

世界的生地メーカーエルメネジルド・ゼニア社と＜トゥモローランド＞の共同開発で生まれた「薄・軽・快」なジャケットを着る（1/2）

時代を超えて受け継がれていく洗練されたエレガントスタイルを提案する＜TOMORROWLAND/トゥモローランド＞がメンズ館6階から5階に移設して、ドレスの品揃えがボリュームアップ。

そんな同ブランドの春夏のキーアイテムとなるのが、エルメネジルド・ゼニア社との共同開発で生まれた「TRAVELLER＋SPHERE PROJECT」のスーツ＆ジャケット。同ブランドのクロージングレーベル「トゥモローランドピルグリム」から昨年初登場し、ビジネスマンから高評価を受けリピーターが続出。今年は、同素材を使ったスーツ・ジャケット共にバリエーション豊富に展開している。
今回は、改めてこのジャケットの魅力をご紹介すると共に、スタイリスト2名による着こなしを提案する。

“薄・軽・快”なエクスクルーシブルファブリック

「TRAVELLER＋SPHERE PROJECT」とは

エルメネジルド・ゼニア社との取り組みから生まれた「TRAVELLER＋SPHERE PROJECT」は、ゼニア社の名作服地といわれる「TRAVELLER（トラベラー）」に、縫製糸1本1本をコーティングするナノスフィア加工を施した＜トゥモローランド＞のエクスクルーシブファブリック。トラベラーが持つ軽さ、しなやかさ、高復元力などの機能性に加え、優れたはっ水性、防汚性兼ね備えている。
今シーズンは、ウール70％・シルク30％混紡の凹凸感のあるホップサップの単品ジャケットに加え、ウール100％でストレッチを効かせた“ウールデニム”のセットアップもラインナップ。デニムライクな表情は、刷毛目風で清涼感があり、ハリのあるきれいな質感が特徴となっている。

ジャケットはどちらも肩パット、芯地、裏地を極力省いたセンツァインテルノ仕様で、風になびくほどの軽さを実現。2ボタン・ノッチドラペル・センターベントというベーシックなカタチながら、ラペルの返りの美しさや立体的なシルエットなどが楽しめる。また、スーツのセットアップになる組下パンツはノータック・ストレートで、若々しいシルエットが楽しめる。