【特集】今、着たいニット④|<セッテフィーリ・カシミヤ>の顔と呼ぶべき“モテジレ”と新作コレクションに注目(1/2)
スタイリッシュに着こなせる、贅沢な素材使い、職人の手仕事を堪能できるニットなど、「今、着たいニット」をメンズ館から選りすぐり、ブランドごとにご紹介する。
ニットジレ 54,000円
クオリティコントロールの効いた秀逸ニット
イタリアの熟練職人の丁寧な手仕事と、世界的に数少ないスイス製ヴィンテージ編立機によって生み出される<Settefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミヤ>のニットは、イタリアならではのファッション感度も纏って、まさに現代の男の着こなしに不可欠なピースだ。
ブランド名の“セッテフィーリ”は「7本の糸」という意味で、2009年にイタリア・フェラーラにて従業員7人でブランドをスタート。さらに、自身のラッキーナンバーだと、オーナーのミケーレ・パリエーロ氏は、イセタンメンズネットが昨年行ったインタビューで語っている。
日本でもファンを増やしている理由についてビジネスクロージングの担当者は、「ミケーレ氏は誠実で頭が切れる紳士で、なによりモノ作りに対する情熱がすごい。ブランド名に“カシミヤ”を付けるほど原糸のセレクトから製品仕上げまでを徹底的にクオリティをコントロールし、メンズ館5階に欠くことのできない存在になっている」と、その魅力を語っている。
脱いで様になる“モテジレ”は秋冬の必須アイテム
「<セッテフィーリ・カシミヤ>といえばニットジレ」とまで言われるようになったブランドアイコンは、イセタンメンズではデビュー当時から買い付けを行い、毎年楽しみに待っている顧客もいるほど。
何よりこのニットジレが素晴らしいのは、前後の見頃の編み方を変えて、後ろにニット仕様の尾錠を付けたところ。前から見ると、裾がオッドベスト風にデザインがなされ、丁寧なリンキング(ニット特有の縫製)も見てとれる。着用すると温かいのはもちろん、着丈が短く、適度なタイトフィットで、ジャケットの中に最適だ。
5階=ビジネスクロージングで展開しているイタリアのサルトからファクトリーブランドのスーツ・ジャケットともしなやかに着こなせて、オフならコートの下にもぴったり。ジャケパンとの相性も良く、内勤の日などはオフィスでジャケットを脱ぐと、後ろ姿も様になり、まさに“モテジレ”の威力を発揮。退社後に食事の約束があるときにはぜひ首元をネクタイからネッカチーフを合わせてはいかがだろうか。
また、今シーズンは定番のニットジレに、表面がバスケット織りの新作ジレを展開。11月11日(日)にはオーダー会も行われる。
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