雑誌『2nd』(枻出版社)副編集長の関原元気氏
この<シックストックス>の快進撃を、傍らで見つめてきたのは雑誌『2nd』編集部の関原元気だ。
関原「展示会で植松さんから、この靴下どう?って見せられたときから、うちの読者にハマりそうだな、と思っていました」
トラッドベースのカジュアルを得意とするファッション誌。トラッドなアイテムを、いかに新鮮に着こなすかというテーマには、クラシックスタイルのルールの範疇で着崩すという、高度なバランス感覚が要求される。そこにシックストックスの靴下がハマった。
伊勢丹オンラインストアで<シックストックス>の商品一覧を見る
関原「トラッドとかアイビーとかってルールがあるじゃないですか。それをいかにくずしていくかが課題なのですが、ここ3〜4年はハズしで白ソックスを合わせるブームが続いていましたよね。次のトレンドセッター的な靴下がなかなか出てきませんでした。そこへクラシック回帰の流れもあって、トラッド柄の靴下が逆に新鮮だったんです。自分でも何足か履いてみて、はき心地の良さは体験済みですが、この柄をチラ見せするところがスタイル的にもいまの気分に合っているのではないでしょうか」。
メンズスタイルではくるぶしが覗く九分丈パンツが一般化しているだけに、靴下の柄は重要なポイント。スーツはもちろん、ジャケパンの"グレスラ"、旬のワイドパンツやデニムにもトラッド柄がスパイスになる。
さらに編集部は誌面で紹介するだけでなく別注柄をもちかけた。オーセンティックなトラッド柄としてレジメンタルストライプを選定し、伊勢丹メンズと『2nd』それぞれのエクスクルーシヴが100足限定で登場する。
ソックス
左:1,944円 ご購入はこちら *伊勢丹新宿店限定
右:1,944円 ご購入はこちら *「CLUB 2nd」限定
植松「ネイビーベースが伊勢丹メンズ、グリーンベースが2nd編集部としたんですが、じつは社内で伊勢丹ではグリーンのほうがよかったんじゃない?という声が出ているんです」
関原「あれ、じつは編集部ではネイビーのほうが人気みたいなんです」
植松「じゃ、交換します?(笑)」
今月からそれぞれのオンラインストアと、伊勢丹メンズの店頭でも販売される。特別仕様の証は、通常ソックスに編み込みで記されているM、Lのサイズ表記が「2」となっているところだ。
Photo:Yoshinori Eto
Text:Yasuyuki Ikeda
*価格はすべて、税込です。
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