バイヤーが選ぶ“一針入魂” #4──次代を担うサルトリアの価値と魅力|イケメンのファッションブロガーが作り出すオリジナリティ
一球入魂ならぬ、一針入魂。今回は、メンズ館5階=ビジネスクロージング担当バイヤー山浦勇樹が、心動かされた、南イタリアのものづくりのフィロソフィーを紹介。工業製品にはマスプロダクトならではの完成された美しさがあるが、山浦が今求めているのは“他にないもの、クセのあるもの、味のあるもの”。人の手が入った温もり感や、ハンドメイドのものづくりの価値は、これからよりフォーカスされていくだろう。
<スパッカ ネアポリス>
ネクタイ 各20,520円
第4回目は、今から約3年前、山浦が<ヴァナコーレ>のシャツを買い付けにイタリア・ナポリへ行ったときに出会ったイケメンファッションブロガーとして注目を集めていたニコラ・ラダーノ氏手がけるネクタイブランド<SPACCA NEAPOLIS/スパッカ ネアポリス>だ。ニコラ氏は若干24歳。祖父がシャツ屋で、幼いときからクラシックなモノに触れていて、ビンテージ好き。普段は<サルトリア チャルディ>などを着て、クラシックな装いを愉しんでいる。
ネクタイ 各20,520円
ポケットチーフ 各5,400円
同ブランドで注目すべきは、彼のインスピレーションを元に描く柄・パターンや、ビンテージの素材選び。昔の広告やカタログのモチーフをデザインに落とし込むなど、独特なアプローチからネクタイやチーフなどをラインナップ。ネクタイに配されたエスプレッソマシーン&コーヒー豆や、ナポリの守り神のプルチネッラ、都市をデザインしたチーフなど、アイコニックでキャッチーなモチーフも光る。
*価格はすべて、税込です。
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メンズ館5階=ビジネスクロージング
03-3352-1111(大代表)