日本人の感性が生んだ100年先も残る靴のカタチ
<カルマンソロジー>は、国内シューズブランドで17 年間デザイナーを務めた金子 真氏によって、2018 年春夏シーズンからスタートするメンズシューズブランドだ。ブランド名は「CALM(静寂)」と「ANTHOLOGY(詩集)」を掛け合わせた「言葉なき詩集」という造語で、デザイナー自身がフランス人の写真家ジャン=ウジェーヌ・アジェの作品を初めて見たときに込み上げてきた言葉に由来する。
ファーストコレクションは写真家のアジェが生涯で撮影した約8000枚の風景写真のなかで、デザイナーの金子 真氏が選定した12枚から着想。ストレートチップやダブルモンクストラップなどのオーセンティックな12型をラインナップする。
<カルマンソロジー>
シューズ
左:99,360円、右:81,000円
*シューキーパーは参考商品
■メンズ館地下1階=紳士靴
「伝統と進化」をコンセプトに、先人から学んだ“こと”と“もの”に時代のエッセンスを加え、日本人ならではのバランス感覚をまとったスタンダードを提案していくというコレクションは、いずれも国内工場で一足ずつ丁寧に生産し、製法にも徹底してこだわっている。
木型には立つ動作と歩く動作の理想形を追求した独特のねじれのあるデザインを採用。ステッチにおいても、インポートの高級シューズが3センチのステッチを15 針で縫うところ、カルマンソロジーでは17 ~ 19針で仕上げる。“あなたのための靴”を信念に、妥協のない靴づくりで、大人の男性に向けた品格のある国産トップクラスのプレタポルテシューズブランドを目指す。
【インタビュー】<カルマンソロジー>金子真|枯れたプレイヤー
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