【インタビュー】中川直記＆智子｜外国人客が9割を占める＜nackymade/ナッキーメイド＞のオーダーメイド眼鏡（1/3）
ナッキーでぇす、モッキーでぇす。二人合わせて＜ナッキーメイド＞でぇ〜す──そんな挨拶が聞こえてきそうなほど底抜けに明るくて楽しいふたりだが……。笑いの陰に涙あり。神戸のオーダーメイド眼鏡、＜nackymade/ナッキーメイド＞ができるまでを、ナッキーの名調子でお届けします。
イベント情報＜ナッキーメイド＞トランクショー
□6月16日（土）・17日（日） 各日11時～7時
1年の半分が海外。お客さんの9割は外国人です。
マーク・チョウってご存じですか。香港とニューヨークでアーモリーというセレクトショップを運営している男です。マークさんが店を出すべく準備を進めているとき、かれの義理のお母さんがテレビで紹介されているぼくらをみたのがきっかけで取引がはじまりました。
マークさんはクラシコ・アジアとでも呼ぶべきあらたなムーブメントを創造した男。アジアのファッションリーダーです。イギリスのタイの名門＜Drake’s/ドレイクス＞を傘下に収めて名声は世界に轟きました。その影響力たるや想像を絶するもの。マークさんに憧れた男たちはアーモリーで服を買うだけでは飽き足らず、かれをまねて自身の洋品店を構えるまでに。そんな例は枚挙にいとまがなく、ぼくらはアーモリー人脈から海外の取引先を広げていきました。
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