2018.02.20 update

島地も惹かれた男たち

いつも魅力的な島地さんですが、その島地さんが魅力的だと感じる男たちの映画が次々と公開予定です。
まずは、3月30日（金）公開予定の「ウィンストン・チャーチル〜ヒトラーから世界を救った男〜」です。

シマジ「私はチャーチルが大好きで、彼に関する本は隅々まで読みました。専門家と言っていいくらいです。チャーチルは1週間で100本もシガーを吸ったそうです。私は40本くらいですから到底かないませんね。"政界の嫌われ者"なんて言われたチャーチルですが、私はあんなに素晴らしいリーダーはいないと思います。私も編集長時代あんなリーダーになりたかったけど、実際はどうだったかなぁ。」

島地さんは謙遜してますが、100万部雑誌を作り上げた島地さんも素晴らしいリーダーだったに違いありませんよね。
続いては、4月に公開予定の「シューマンズバーブック」です。ミュンヘンで35年以上不動の人気を誇るトップバーのオーナーバーマンで革新的なレシピ本の著者である、チャールズ・シューマンが世界各地の名店を旅する映画です。

シマジ「映画と同じタイトルの本を彼は出してるんです。とんでもない数のカクテルのレシピや色々なお酒の説明が書いてある、とても勉強になる本です。なんと驚いた事に、彼と私は同い年なんです。渋くていい男じゃないですか。それに彼は素晴らしいバーマンです。私は昔から編集者かバーマンになるのが夢でした。運良く両方叶いましたが、私は週末だけのにわかバーマンですから、比べものにならないですね。今度、彼が来日した時に対談する予定だから、ゆっくりお酒や世界各地のバーについて語り合いたいね。」

島地さんとドイツ版島地さんといった感じのシューマンが出会った時、どんな化学反応が起こるか楽しみですね。

シマジ「この2人の男たちに比べたら、私はまだまだかもしれません。でも、憧れる人、事があることはいい事です。人間が完全だと、この世に神さまなんて存在しませんから。」

今週の格言

「人間が完全無欠なら、この世に神さまは存在しないだろう。」

今週のお酒

「タリスカースパイシーハイボール」 *画像右
サロン・ド・シマジの定番メニュー。この度、飲みごたえのあるワンパイントサイズが登場！

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島地勝彦
メンズ館8階＝イセタンメンズレジデンス＜サロンドシマジ＞のプロデューサー。1941年生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同紙編集長に就任、柴田錬三郎・今東光・開高健を回答者に据えた「人生相談」で一世を風靡し100万部雑誌に育て上げる。その後、「PLAYBOY日本版」「BART」の編集長を歴任。集英社インターナショナルの代表取締役を経て、2008年に退任。現在は作家・エッセイストに転向。

Photo：TAKU FUJII

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