(右)<ワイ&サンズ>ゆかた 52,920円

“Tシャツにジーンズ”のような感覚で、家族で楽しむゆかた姿


当たり前に着ている洋服と違って、きものやゆかたに袖を通すと、“日本の文化に触れている感じ”がして、背筋がピリッと伸びたり、誰かといつもとは違った場所へ出かけたくなったり、家族と過ごしたくなったり、違う過ごし方をしたくなります。

「実家では夏になるとゆかたを着ていて、風呂上がりなどに着るととても楽でした。実家にはゆかたも帯もシンプルなものしかなったので、去年の<ワイ&サンズ>のポップアップでは、総柄の“鷲(ワシ)と松”を選びました」と磯田。


「ミニマル」「タイムレス」を軸に、シルエットやボリュームを細部にまでこだわった<パトリックステファン>。使うほど味が出て自分色になるサコッシュは、ちょっとした外出にも重宝する。

<パトリックステファン>バッグ 37,800円


個性豊かな一足は<オニツカタイガー>のニッポンメイドのもの。表面に箔を貼った革に、洗い加工した後、職人が一足一足部分的にブリーチを施しビンテージ感を表現している。

<オニツカタイガー>スニーカー 28,080円

「<ワイ&サンズ>は従来のゆかたに比べてデザイン性も高く、現代的なコーディネートがマッチするので、若い人にも取り入れやすいと思います。メンズ館2階で<ヨウジヤマモト>の袴パンツなどを愛用している人には抵抗なく着こなせるはずです」

ゆかたを着ていきたい場所は、「スーツケースに一式入れて海外で着てみたいですね」との答え。「和装の羽織は、洋服でいうジャケットなので、ゆかたでも中に襦袢(じゅばん)を着て羽織を着用すれば、また違った着こなしができます。着ていくシーンも増えていきますね」