2017.05.19 update

バイヤー鏡陽介があなたの悩みを解決!夏の装いを格段にアップするオーダーパンツの術(1/3)

今シーズン、イセタンメンズネットではもちろん、各媒体において“パンツのシルエットが変わった”と注目を浴びているように、メンズ館の店頭でも「ピッティウオモのスナップで見た、"タックが入って腰周りがフワッと、膝下がきつくテーパードしているパンツ"や”ビスポークテーラーでつくったようなクラシックな意匠のパンツ”が穿きたい」という要望が増えている。しかし、こだわりや理想を突き詰めると見えてくるのがサイズの問題。

そんな“パンツ難民”のリクエストに応えるべく立ち上がったのが、イセタンメンズが誇るスーツの聖地、メンズ館5階=メイド トゥ メジャーだ。担当バイヤーの鏡 陽介は、「自分の好みのシルエットできれいに穿きたい、パンツを自由にオーダーしてみたいという方に、トライアルで3パンツセットをアンダー10万円(税抜)でご用意。クールビズを伴う、これからの夏場はあらゆるスタイルにおいてパンツの見え方が非常に重要です。ぜひこの機会に、既製では実現できないオーダーならではの完成度をご体験してみては」と語る。


メンズ館5階=メイド トゥ メジャーを担当する鏡 陽介バイヤー

自分のパンツの穿き方、本当に満足していますか?


今回、メイド トゥ メジャーにて、このオーダーフェアが実現した経緯として、パンツのシルエットやディテイルの変化に敏感なお客さまから、『既製品を穿いても自分の理想とはちょっと違う。たとえば、もっとハイウエストで、腰周りがゆったりして、きれいなシルエットのパンツが穿きたい』などのお声を多く頂戴したことがきっかけ。そこで、「メイド トゥ メジャーなら、適正サイズを前提にして、お好みのバランスのパンツをおつくりすることができる」と立ち上がった。





大前提として「ファッション=サイズ」の重要性を語る鏡バイヤーは、「シルエットを決める要素は、股上の深さ、タックの入り方、サスペンダーとのコーディネートの3つ。ディテイルの決め手は、1タック・2タック、インプリーツ・アウトプリーツ、サイド尾錠、サスペンダー釦、持ち出しの長さ・太さなどです」と解説。

「クラシック回帰はメンズファッションのトレンドとして語られますが、私たちがクラシックなパンツを推奨するのは、クラシックなフィッティングは長持ちし、バランスとして格好良く見えるから。そして、サイズが合っていてはじめてディテイルの意味が出てきます」と続ける。