【インタビュー】ミック・ロック|僕に催眠術をかけたデヴィッド・ボウイへの親愛なるメッセージ(1/3)
28日(火)まで開催しているメンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス「チャーリー・ヴァイス」のギャラリーでのデヴィッド・ボウイの写真展示を記念して、“70年代を写した男”と称されるカメラマン、ミック・ロック氏が来館しました。
写真集『The Rise of David Bowie, 1972-1973』は、大切な友人へのオマージュ
ミック・ロック氏は、今なお現役で活躍するロック・フォトグラファーで、デヴィッド・ボウイにとって最重要期といわれる72-73年の「Ziggy Stardust(ジギー・スターダスト)」時代に運命的な出会いを果たす。それから約1年半以上に渡ってデヴィッドに同行して撮影した写真を収めた写真集『The Rise of David Bowie, 1972-1973』は、ステージショットやバックステージポートレイトなどが満載で、ファン必携の一冊だ。
――ではこの貴重なショットを収めた写真集の紹介をしてください。
とても素晴らしい仕上がりで満足しています。デヴィッドと自分のサイン入りの限定版は2015年9月に出版され、即日完売してしまいましたが、この普及版もとても売れています。収められた写真はどれも大切な友人へのオマージュですね。
こういう写真集はテーブルの上に置くと思いますが、版元のTASCHEN(タッシェン)が手がけたホログラムの表紙は、見る角度によってさまざまなデヴィッドの表情が見られて素晴らしい。自分は「生きた写真集」だと思っています。
どの写真も、「つい昨日撮った」と思えるぐらいオーラに満ちている
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