2017.02.21 update

ダンディな“観戦者”が履いていたレガシーな靴が鮮やかに登場!その名も「スペクテーターシューズ」(1/3)


スペクテーターシューズ(Spectator Shoes)という名称はご存知でしょうか? スペクテーターとは、「観戦者、観覧者」という意味があり、スポーツを観戦するときに履く靴で、1910~30年代のメンズスーツが確立していった時期の紳士たちが、競馬観戦などのときに好んで履いたものを指します。クラシックスタイルへの回帰がトレンドになっていく今季、メンズ館地下1階=紳士靴では、軽快で個性的な印象を与えるスペクテーターシューズにフォーカス。今回は、三越伊勢丹限定の5足をご紹介します。


この春夏に履きたい、色と素材の新鮮なコンビネーション


靴好きは“コンビシューズ”とは呼ばず、スペクテーターシューズと言う、歴史に裏打ちされた靴=レガシー(遺産)をイセタンメンズ的に掘り起こして、メンズ館限定の色と素材のコンビネーションにこだわった5足。


30年代のジェントルマンたちは、当時のカジュアルであったツィーディーな服装に合わせてスペクテーターシューズを履き、靴の楽しさをおしゃれに取り入れていました。そんな先人たちのスタイルにも敬意を表して、今春夏、紳士靴では、「ツートーン」、「ホワイト&ブラック」、「トラッド系」、「素材コンビネーション」という観点からスペクテーターシューズにスポットを当てます。