着道楽を自認する若き製造会社代表の「スーツの持論」とは


――吉川さんにとっての“スーツ”とはどんなモノですか。

吉川 昔から洋服は大好きで、いわゆるアメカジ世代ですね。スーツもその延長線上の感覚で着ています。そして商売道具ですね。これは持論ですが、クールビズでもネクタイを締める、そしてきちんとスーツを着ることが相手に対するリスペクトだと考えています。

――なるほど。スーツを着るルールのようなものはありますか?

吉川 仕事の一環としてスーツを着ているので、スーツは地味に、シャツは絶対に白で、ネクタイも必ず締め、靴は黒です。会食のときは絶対に上着は脱ぎません。スーツはマナーで、社会性を纏っていると思います。ルビナッチさんからストライプの生地を勧められましたが、自分は「地味なスーツが似合う人が格好いい」という思いがあります。茂木さんは派手なスーツが似合いますけどね(笑)。