CHALIE VICE & The Inoue Brothers presents “The Natural Black Alpaca Collection”
やさしい黒
みなさまこんにちは。日に日に寒さが増し、ニットが活躍する季節になりましたね。
THE GALLERY by CHALIE VICEでは11月18日(水)から“The Natural Black Alpaca Collection”をご紹介します。これは失われつつあったナチュラルな被毛を持つアルパカの本来の価値を認め、現地ペルーで呼びかけを続ける二人の青年の吉報からスタートしました。
その二人の青年とはチャーリーの友人であるThe Inoue Brothers。
始まりは彼らが上質なアルパカの素材を求める旅の中で、パコマルカ研究所と出会います。それはペルーの高地にある、アルパカ繊維の質の低下に危機を感じ、30年以上も前にアルパカの品質向上を追求するために設立された機構。
彼らの教育や支援に賛同したThe Inoue Brothersは地域の飼育農家の為に基本的な毛刈り技術や繊維選別の手順が開発され、セミナーを開きました。飼育農家が高価な設備を導入することなく、同じ繊維源から従来より多くの収益を得ることが出来る画期的なものです。市場の高品質な需要に応えることで、より良いアルパカ繊維を提供をし、飼育農家の経済を安定させることが可能となりました。
この成功に留まることなく、パコマルカ研究所とThe Inoue Brohersは新たなるプロジェクトを発足。アルパカの毛の自然の色は遺伝によって決定され、その色は白からグレー、ブラウン、ブラックまで36色の濃淡に至ります。アルパカウールは世界的な広告宣伝以来、純白の繊維はどんな色でも染まることから非常に重宝され、牧畜家は白いアルパカ同士を交配させ、優先的に飼育をしました。結果、アルパカ本来の自然色の多くが絶滅に追いやられ、現在28色にまで減少。もっとも希少なブラックは、ペルー・アンデス地方で飼育されているアルパカの0.01%未満しか生存していませんでした。研究所とThe Inoue Brothersはこのブラックアルパカの育成に注力し、今ではホワイトアルパカと同様にブラックアルパカを優先的に牧畜家が飼育をするようになりました。
彼らの活動がアルパカのあるべき姿を守るとともに、地域に生きる人々に安定をもたらしているのです。
定期的にメールのやり取りをしているというチャーリー。ある日「あの黒いアルパカが、最高のニットになったよ」とメールが届いたそう。
彼らの苦労をしっているチャーリーにとっては本当に嬉しいお知らせだったと言います。
「彼らが追い求めたアルパカ、人、世界を幸せにするナチュラルな黒はこれまで出会ったどんな黒よりもやさしい色をしています。身を包んでみたくなったでしょう?」
チャーリーが惚れ込むニットは18日(水)からご紹介します。お楽しみに♪
イベントのお知らせです。
The Natural Black Alpaca Collection
当日はThe Inoue Brothersのお二人と、ペルーにて彼らとブラックアルパカを追い求めたパコマルカ研究所のアロンゾさんを迎えます。
□日時:11月18日(水)
□時間:6時30分~8時
□定員:20人
□参加費:1,080円
□場所:メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス/チャーリー・ヴァイス
□ご予約:03-3225-2853(直通)
※参加のお申し込みやお問い合わせは、店頭またはお電話にて承ります。
※イベントは予約制となります。また、定員になり次第締め切らせていただきます。予めご了承ください。
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
お問い合わせ
03-3352-1111(大代表)