2015.06.06 update

Q. クールビズスタイルでもオシャレにスーツを着こなしたい

A. 生地や小物を涼しげな素材やカラーで仕上げましょう

クールビズがスタートして今年で10年目を迎え、現在では幅広く認知され様々なコーディネートが提案されています。素材やデザイン、着心地、機能性などこだわりを持って、アイテムをチョイスされているのではないでしょうか？しかし、夏と言えどもフォーマルなシーンでは、しっかりとした着こなしをしたいもの。今回は、見た目にも着心地も涼しげな、3つのおすすめクールビズスタイルをメンズ館5階＝ビジネスクロージングの大坪がご紹介します。

【初級編】定番スーツスタイルは紺無地のワントーンで

まずは、初級編。スーツ初心者でも取り入れやすい定番カラーの組み合わせ。スーツは、ウール60％モヘヤ40％の濃紺より青みがきわだつネイビーブルー。モヘヤ独特の光沢感・ハリ感がある生地で涼しげな印象に。シルク素材で同色のレジメンタルタイを合わせると、引き締まったコーディネートに仕上がります。また、ジャケット単品としてグレーのスラックスを合わせると、王道のジャケパンスタイルとしても使える優秀な1着です。
＜イセタンメンズ＞ スーツ 82,080円（税込）その他参考商品

【中級編】夏ならではのブライトネイビーにはペイズリー柄を選んで

続いて中級編。初級編よりも夏らしい涼しげな色の組み合わせ。モヘヤ混のツイル生地はイタリア＜ドラゴ＞社のものを使用し、やわらかな光沢と上質感がポイント。仕立ての軽さ、柔らかさを求めたスタイルなので、この時期に感じるスーツ特有の“暑苦しさ”は一切ありません。色鮮やかなブルーのリネンスーツと、大胆に配したペイズリー柄のタイでクラシックな印象ながら軽快かつ清涼感もアップします。
＜イセタンメンズ＞ スーツ 82,080円（税込）その他参考商品

【上級編】上品な印象のライトグレースーツもウィンドーペンで

最後は上級編。イタリア＜カノニコ＞社の100％ウール生地を使用。糸に強く撚りをかけた強撚糸を使用することにより通常のウール生地より通気性が高くなるのが特徴。きめ細やかな生地は肌に貼りつきにくく、初級編のスーツ生地とは違ったソフトな光沢感とシャリ感があり、高級感が溢れます。爽やかなライトグレーにブルーのウィンドーペンが個性を際立たせる1着。サッカー生地のタイを合わせて、とことん夏らしい上級者コーデに。
＜イセタンメンズ＞スーツ 82,080円（税込）その他参考商品

今回使用したシャツはすべて、日本の最新紡績技術で現代に甦った麻の生地＜麻世妙 / majotae＞という生地を使用しています。綿素材よりも乾きやすく、夏は爽やかな肌触りに。加えて暖かさを逃がしにくいので冬は暖かく、一年を通して快適に着ることが出来きます。＜麻世妙 / majotae＞オーダーシャツ 37,800円（税込）～

＜麻世妙 / majotae＞
半世紀以上忘れ去られた布となっていた大麻布。1948年以降国内大麻布の生産量は激減したが、幻覚物質を含まない大麻を使用することにより、日本が誇る最新の紡績技術で現代に甦らせたファブリックブランドです。※＜麻世妙／majotae＞では無害大麻原料を使用しています。

いかがでしたか？暑い季節でも工夫次第で爽やかなスーツスタイルに仕上げることが出来ます。特に今年は、中級編でもご紹介しているブライトネイビーが人気。ネイビーより涼しげで、トレンドカラーの相乗効果もあり好印象を与えてくれそうですよ。また、クールビズスタイルの中でもカジュアル志向が進み、ジャケパンスタイルにも合わせやすい所もポイント。今年のクールビズスタイルは、より涼やかに、快適に、かっこよく仕上げてみましょう。

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