【インタビュー】岩田 紗羅さん|紳士の靴としての重厚感が、魅力的に映る「Meets your J.M. WESTON 2024」
- 05.01 Wed -05.21 Tue
- 伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ
春の人気イベント<J.M. WESTON/ジェイエムウエストン>のポップアップストア。今年は5月1日(水)から21日(火)の期間、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージでスペシャルなコンテンツをご用意して開催します。
今回インタビューを行うファッション賢者3人目は、三越伊勢丹のソーシャルメディア担当、岩田紗羅さん。自身のSNSで、ファッションからライフスタイルまでを発信し、現在さまざまなメディアでも注目されている岩田さんから見た<ジェイエムウエストン>の魅力について。また、伊勢丹新宿店では初披露となるサンダルを、岩田さん独自の視点で、いち早く紹介します。
岩田 紗羅(いわた さら)
メンズらしいスマート感が、新しい
「<ジェイエムウエストン>に対して、私が抱いていたのは、“紳士”のイメージですね。そしてトラディショナルということ」
このように語るのは、三越伊勢丹ソーシャルメディア担当の岩田 紗羅さん。
ウィメンズファッションのトレンドに通じた岩田さんゆえに、トラディショナルな<ジェイエムウエストン>は、これまではやや遠い存在でした。ただ、その“紳士”のイメージゆえに、最近は逆に気になる存在になってきたとも。
「ここ1年ぐらいは、男性の服を着たりすることも多くて、メンズ館6階で服を見るようにもなりました。それに合わせて足元も、女性の靴だと少し相性が悪いというか、違和感があって。メンズらしい服に、あえてメンズの靴を合わせて、トータルでメンズっぽいスタイルが、楽しそうだなと思っています」
そう語る岩田さんが、<ジェイエムウエストン>の靴に感じるのは、紳士の革靴特有のスマート感だといいます。
「メゾンブランドのウィメンズシューズは、丸みのある、ぽってりとしたシルエットのものが多いので、それらと比べて例えば『#180 シグニチャーローファー』などには、シュッとした、スマートな印象を個人的に感じています。ウィメンズシューズでも、パンプスなどはシュッとしているものもありますが、それとは別種のスマート感を、『#180 シグニチャーローファー』に感じます」
密度を感じる<ジェイエムウエストン>の靴
また、今季岩田さんはブラウンカラーのアイテムが気になっていて、「#180 シグニチャーローファー」はタンブラウンがいいかもしれないとも。
「ナチュラルトーンの服に、ブラウンの足元も素敵だなと思って。例えばオーラリーのベージュのセットアップに、きれいめなシャツを合わせて、タンブラウンの『#180 シグニチャーローファー』を素足で履いた感じを想像していました」
ちなみに普段黒を着ることが多い岩田さんにとって、これは新しいスタイルへのチャレンジでもあるそう。その一方で、別の視点から惹かれた靴として、ブラックの「#641 ゴルフ」を挙げます。
「私の普段の服装に合わせるならこれかなと。しかもワイドなEウィズがいい。このくらいのぼってり感で、白いソックスと合わせるとかわいいかなと思います。<ジェイエムウエストン>の靴は、他のブランドと比べて、ミニマルだけど、重厚感がありますね。最近着るものや持ちものに、重厚感、重みが欲しいと思っているんです。それは価値観とか概念的なことではなく、素材やシルエットなどに、質量が感じられるということです。靴の場合、例えば縫製が雑だと、重厚感は感じられません。革の質感でも、なんかこれ軽い、ラフだなと感じることがあります。その点<ジェイエムウエストン>は、密度をすごく感じます。それが重厚感につながっていて、いいですね」
さらっと履けて、幅広く着こなせるサンダル
本イベントでは会期3週目の5月15日(水)から、サンダルコレクションが登場。2023年春夏に登場したメンズ&ウィメンズのサンダルが新しいスタイルを追加して登場します。それに先駆けて、岩田さんに着用していただきました。
「ちょうどこの夏向けのサンダルを探していたところでした。ボリューム感があるサンダルはすでに手元にあるのですが、さらっと、ニュートラルな感じで履けるサンダルがないなと思っていて。今回着用したものは、シンプルな中にデザイン感もあって、とくにフロントのストラップ部が羽根のようでかわいいなと。ポテッとした要素と、華奢な要素がミックスしたデザインなので、手持ちの服と幅広く合わせられそうです。
「今日は<アキラナカ>のトレンチコートをアレンジしたドレスを選んだのですが、デニムやスラックスでもいいと思います。あと、アンクルストラップがあることで、ちょっと女性らしさがプラスされて、メンズ感に寄りすぎない、いいバランスになっているように感じます。他のサンダルも、マットなシルバーカラーのバックルとか、麻素材など、夏のラフなテクスチャーと相性がいいかなと思いました」
*<ジェイエムウエストン>サンダルコレクションは5月15日(水)からの展開となります。
そして、今回のポップアップで併せて展開される「ウエストン・ヴィンテージ」に関しては、岩田さんは次のように、その印象を語りました。
「男性だとレアピースを探したりするのかもしれませんが、私にとって靴は全体のコーディネイトとして合うか合わないかなので、あまりコレクター的視点はありません。ただ、サステナブルな姿勢は重要だと思っています。」
「私服ではヴィンテージを着ることも多く、母が着ていたものを引き継いだりもしています。新しいモノを自分で育てるのもいいと思いますが、もししっくりとくるヴィンテージに出合えたら、それは素敵なのではないでしょうか。こうしたエイジングした風合いというのは、なかなか自分では出せないというか、時間がかかります。もしこの革の風合いで、いま履きたいと思ったら、『ウエストン・ヴィンテージ』を選ぶと思います」
*本イベントで展開予定の「ウエストン・ヴィンテージ」
- 開催期間:5月1日(水)~5月21日(火)
- 開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ
Photograph:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)
*価格はすべて、税込です。
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 紳士靴
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