2023.06.13 update

【特集】“いま”買うなら、このバッグ! 人気の定番から最新モデルまで、ハイブランドから厳選ピックアップ

「小型化」という大きなトレンドはいまだ継続中だが、ファッションにおける重要度は反比例的に「肥大化」しているアイテム、バッグ。ビジネスとカジュアルのボーダーがあいまいになり、スタイルの象徴、あるいは着こなしのアクセントとしての役割が重要になっているいまだからこそ、本当にいいもの、そして飽きることなく長く使える“自分らしい”逸品を選びたいもの。ラグジュアリーブランドの殿堂として知られる伊勢丹新宿店メンズ館に出揃った、鉄板人気の大定番&注目の最新バッグを紹介しよう。




1.スマートな2WAYトートも軽快なクロスボディも、<SAINT LAURENT/サンローラン>なら間違いなし

<サンローラン>
左 トートバッグ 473,000円 商品を見る
右 クロスボディバッグ 294,800円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館3階 メンズデザイナーズ/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

まず<サンローラン>のラゲージコレクションを象徴する「サック・ド・ジュール」(画像左)は、しなやかな質感と機能的な構造のスープルトートバッグ。存在感たっぷりで収納力も十分なラージサイズ、バランスの取れたほどよい奥行きを生むマチ、マチの調節をスタイリッシュに実現するタブ付きコンプレッションストラップ、そしてボディと同素材で包まれたパッドロックチャームがチューブハンドルに備えられ、着脱可能なショルダーストラップも付属する。日々持ち運ぶエッセンシャルズが多めなら、迷わず選びたい才色兼備の傑作。

そして「ル・サンカセット」ラインより初めて登場した、メンズ向けのクロスボディバッグ(画像右)も必見。長さ調節が可能なストラップを装備し、マスキュリンなルックスによりアップデート。軽やかでスポーティなサステナブルナイロン「ECONYL®」を使用し、フロントセンターにはメゾンを象徴するカサンドラロゴが輝く。ブラック、ネイビー、カーキ、ベージュなど、カラーバリエーションも豊富なため、きっとお気に入りが見つかるはず。

2.<Berluti/ベルルッティ>の象徴であるスクリット&パティーヌを、モダンなミニサイズで堪能する


<ベルルッティ>
左 ミニブリーフケース 389,400円 商品を見る
右 ミニトートバッグ 368,500円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館4階 メンズラグジュアリー/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

<ベルルッティ>といえば、18世紀のカリグラフィーからインスパイアされた「スクリット」、そして芸術的な色彩とムラ感を表現した「パティーヌ」がその象徴。定番モデルとして高い人気を誇るブリーフケース「アンジュール」(画像左)、トートバッグ「トゥジュール」(画像右)は、ともにその両者を一挙両得できる名品だ。

日常的な取り回しに優れたミニサイズの「アンジュール」と「トゥジュール」、それぞれ今季新たにアヴェイロ(ブルー系)とライト・アルミニオ(グレー系)というふたつの新色が加わった。主張が強いスクリットが全面に施されていながらも、ミニサイズだから“これみよがし”な嫌らしさは皆無。どちらも付属のショルダーストラップで、クロスボディとして使用できるのも見逃せない。


3. クールで都会的なハンズフリーを実現する、<BURBERRY/バーバリー>のニューモデル

<バーバリー>
左 カーブバッグ 116,600円
右 ボディバッグ 143,000円
□伊勢丹新宿店 メンズ館4階 メンズラグジュアリー

英国ブランド<バーバリー>による23年秋モデルの最新バッグは、ミニマルなデザインと控えめなロゴ使い、そして軽快な携帯性でスタイリッシュでアクティブな着こなしを可能にする2モデルに注目。

身体に寄り添うようにフィットする立体的なカーブが特徴の「カーブバッグ」(画像左)は、ロゴ入りのウェビングストラップもポイント。フロントのジップポケットは、出し入れする機会の多いスマートフォンやミニ財布といったエッセンシャルズの収納に最適だ。

またイタリア製のしっとり艶やかなナイロンを使用したスリングタイプのボディバッグ(画像右)は、さりげないトーナルカラーのロゴプリント、アウトドアのエッセンスを取り入れたアクセントカラーのコードが印象的。絶妙なサイズ感と上品なデザインで、さまざまなオケージョンに対応。デイリーユースに大活躍してくれそうだ。

4.唯一無二のアイコンが散りばめられた、<Christian Louboutin/クリスチャン ルブタン>の鉄板&最新作

<クリスチャン ルブタン>
左 ウォレットバッグ 150,700円 商品を見る
中 スリングパック 225,500円
右 ベルトバッグ 150,700円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館4階 メンズラグジュアリー/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

<クリスチャン ルブタン>のシグネチャーといえば、鮮烈なLoubiレッドとスパイクディテール。この唯一無二のアイコンを取り入れたラゲージコレクションは、ひとめで“それ”と分かるスペシャル感やヴィヴィッドなデザインで、着こなしの主役にもなる圧倒的存在感だ。

一番人気の定番モデルである「LOUBI FUNK」(画像中)は、やっぱり今季もイチオシ。リッチなホワイトのEmpireレザーを大胆なスパイク使いが華麗に飾り、Loubiレッドのスニーカーソールを彷彿とさせるラバーストラップが彩りを添える。

「EXPLORAFUNK WALLET ON STRAP」(画像左)は、人気の「EXPLORAFUNK」ラインから登場したスタイリッシュで実用性も120点の最新作。スパイクをあしらったマグネットフラップのパワーは言わずもがな、ゆとりのある2つのコンパートメントを備え、デイリーに持ち歩くエッセンシャルズはもれなく収納できる。着脱と長さ調節が可能なナイロンストラップが付属し、ショルダーにもクラッチにもなる汎用性の高さもウリだ。

ベルトバッグの「LOUBIDEAL」(画像右)は、ルブタンならではの革新性が際立つニューモデル。大胆にもフロントにLoubiレッドのラバーソールを配し、クールなブラックナイロンのボディやストラップなど含めたすべての素材に、サステナブルなリサイクル素材を使用している。こちらもウエストバッグやクロスボディなど変幻自在に、高いパフォーマンスを発揮してくれるはずだ。


5.モダンなデザイン性、シグネチャーロゴだけじゃない、<GIVENCHY/ジバンシィ>バッグの魅力

<ジバンシィ>
左 バックパック 140,800円
中 ベルトバッグ 91,300円
右 メッセンジャーバッグ 139,700円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館3階 メンズデザイナーズ/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズによって、テーラードやアウターウエアに仕上げのタッチを与える“レイヤリングしやすいワードローブ”のマストハブとしてデザインされているのが、<ジバンシィ>のメンズバッグ。

まずピックアップしたのは、23年秋の「Gトレックライン」コレクションから登場した最新バックパック(画像左)。丸みを帯びながらもシャープでエッジィなデザインは、リフレクター素材のGIVENCHYシグネチャーがポイント。持ち物をしっかりと安全に運ぶための全周4Gプラスチックジッパーを採用し、ラップトップ用強化ポケットなど機能性も備えている。
「Gトレックライン」の秋コレクションからは、もうひとつ。フロントのウェビングバンドに反射光でGIVENCHYシグネチャーをあしらい、その上にメタルチップつきのジッププルが印象的な4Gジップポケットを採用したメッセンジャーバッグ(画像右)は、トップのハンドルによって手提げバッグとして使用することもできる実力派。軽快なナイロン製ボディと近未来的なフォルムが融合し、モダンでアクティブなスタイルを演出してくれる。

最後に紹介するのは、すでに大人気となっている夏モデルのベルトバッグ(画像中)。ボディにはタフなリップストップナイロンを採用し、フロントにもウェビングバンドにも反射加工のGIVENCHYシグネチャーが表現されているのが人気の秘密。ウエストバッグとしてもクロスボディとしても使用でき、ラクに大きく開く4Gジップポケットは、持ち物を探したり出し入れするのにとにかく便利。


6.<Maison Margiela/メゾン マルジェラ> を象徴する「5AC」シリーズには、個性豊かな傑作ぞろい

<メゾンマルジェラ>
左上 カメラバッグ 21,300円 商品を見る
左下 ボディバッグ 203,500円 商品を見る
右 トートバッグ 218,900円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館3階 メンズデザイナーズ/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

<メゾン マルジェラ>のアイコンバッグとして、メンズ&ウィメンズを問わず圧倒的な支持を集めている「5AC」シリーズ。現在ではさまざまなタイプ、サイズが豊富に揃い、どんなスタイル、シーンにもハマるモデルが見つかる注目のコレクションだ。そもそも「5AC」とは、フランス語でバッグを意味する「SAC」の「S」を「5」に置き換えることで生まれたネーミング。「Anonymity of the lining」(ライニングの匿名性)という概念がモダンに表現された、いかにも<メゾン マルジェラ>らしいコレクションといえるだろう。

今回は同じ「5AC」シリーズのなかから、個性豊かな3つの定番モデルを紹介。
マットでしなやかなディアスキンを使用した「5AC オンボディ」(画像左下)は、多くのブランドとは対象的に、フロントにブランドロゴを使用せず。おなじみの“4本ステッチ”を、あたかもロゴののようにハンドル上にあしらっているのが特徴だ。トーナルカラーでハンドペイントされたエッジなど、ディテールにも確かな職人技が見て取れる。
表情豊かなグレインレザー製の「5AC カメラバッグ ミディアム」(画像左上)は、上品なアーモンドカラーにも注目。カレンダーロゴのタグが効果的なアクセントとなっており、クロスボディストラップが付属する。日常でも旅先でも、取り回ししやすい絶妙なサイズ感もポイントだ。

またプリントによって「5AC」のデザインを取り入れた「トロンプルイユ 5AC トートバッグ」(画像右)も要チェック。ラージサイズのリネン製トートバッグに「5AC」がプリントされており、そのハンドルがトートバッグのハンドルにもなっているという、まさに”トロンプルイユ(だまし絵)”を思わせる傑作。着脱可能のショルダーストラップが付属し、使い勝手も秀逸。ブラックとパールグレーでは雰囲気がかなり変わるため、どちらも捨てがたい。


7.カジュアルなトートも、エレガントなショルダーも捨てがたい<MARNI/マルニ>のバッグ

<マルニ>
上 ショルダーバッグ 247,500円 商品を見る
左 トートバッグ 152,900円 商品を見る
右 トートバッグ 129,800円 
□伊勢丹新宿店 メンズ館2階 メンズクリエーターズ/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

遊び心あるデザインや色使いのバッグが熱い注目を集めている<マルニ>だが、今季は上質でエレガントなレザーバッグも登場。シーンに合わせたバッグ選びで、洒脱に使いこなしてみたいところだ。

フロントにロゴをあしらった大容量の「ニットジャカードトートバッグ」(画像左)は、コントラストの効いたカラーブロックデザインが人気の定番モデル。緻密に編み上げられたニットジャカード素材は、見た目以上のタフさと耐久性。シンプルなデザインのバイカラー仕様で、ロゴのインパクトを最大限に活かしている。取り外して単独で使えるポーチも付属。

23年春夏コレクションとして新登場。起毛したスウェットの裏地のようなフワフワ感が印象的なテリークロス製「テリーショッピングバッグ」(画像右)も、刺しゅうされたロゴがアクセント。ロイヤルブルーにアップルグリーンという色使いが、チャーミングでいかにも<マルニ>らしい。ショルダーストラップには、ロゴがジャカードで表現されている。

打って変わって、上質なカーフスキンをふっくらとしたフォルムに仕上げたパフィレザー製の「プリズマ」バッグ(画像右)は、ブラックのレザーにシャイニーゴールドのメタルパンツが煌めきを添えるドレッシーな名品。クラシック過ぎない、品格漂うデザインはフォーマルにもカジュアルにも、合わせるスタイルを選ばない。小ぶりなサイズながら、毎日持ち運ぶエッセンシャルズはしっかり収納できる。


8.クラシックな佇まいを、モダンでキャッチーなエッセンスが彩る<THOM BROWNE/トム ブラウン>



<トム ブラウン>
左 ショルダーバッグ 176,000円
中 トートバッグ 352,000円
右 ミニトート 215,600円
□伊勢丹新宿店 メンズ館2階 メンズクリエーターズ

伝統のテーラリングとクラシックの探求にモダンさを見出し、タイムレスな本質的価値を備えるスタイル、アイテムを発信し続ける<トム ブラウン>。そのバッグもクラシカルな面構えがスーツやジャケットスタイルにジャストフィットしながら、従来のトラッドとは一線を画すエレガンスとフレッシュなムードを表現してくれる。

イチオシは、コンパクトでモダンなサイズとカチッとしたフォルムが融合した、「ストラップレザー リポーターバッグ」(画像左)。しっとりとした質感のペブルグレインレザーを使用しており、意外とたっぷりな収納力も魅力。シグネチャーであるグログランループタブが、控えめながらもしっかりと“らしさ”を主張してくれる。

定番モデルとして人気の「ブラック ペブルドカーフスキン ラージデュエットトート」(画像中)も見逃せない。
素材は、高級感たっぷりなペブルドカーフスキンレザー。外側には書類などをサッと出し入れできるフォリオコンパートメントを備え、着脱可能なショルダーストラップやフロントポーチが付属。さりげないアイコンディテール、グログランループタブの存在感も絶大だ。

最後に紹介するのは、今季の新作から選びだしたマストバイ、「ペブルグレインレザー 4BAR ミニ トラぺーズトート」だ(画像右)。<トム ブラウン>のシグネチャーカラーであるグレーのペブルグレインレザーに、同じくシグネチャーとなっている4BARストライプをパッチワークしたミニトート。キャッチーなデザインなのに、上質な素材と作り、クラシカルなフォルムと色使いによって、抜群にエレガントに仕上がっている。


9.<VALENTINO GARAVANI/ヴァレンティノ ガラヴァーニ>のヘリテージと、モダンなアティチュードが融け合うクロスボディ

<ヴァレンティノ ガラヴァーニ>
ミニバッグ 各299,200円
右(ベージュ)商品を見る /左(ブラウン)商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館2階 メンズクリエーターズ/ISETAN MITSUKOSHI LUXURY

歴史あるメゾンのヘリテージを表現する<ヴァレンティノ ガラヴァーニ>の「Vロゴ シグネチャー」は、ロゴ全盛の時代においても一際異彩を放つヴィヴィッドなアイコン。今季のレディ・トゥ・ウェアコレクションでも多用され、最も重要なモチーフとなっている「トワル イコノグラフ」パターンは、その「V」をフィーチャーし、メゾンのデザインコードとモダンなアティチュードを華麗に融合させたモノグラムだ。

人気のバッグ「ロコ」シリーズに新たに加わった「ロコ トワル イコノグラフ ミニ ショルダーバッグ」は、モダンでコンパクトなクロスボディのバッグに、この「トワル イコノグラフ」パターンを載せた注目作。肉厚なコットンキャンバスにベルベットのようなタッチで描かれたイコノグラフが、無二の芸術をもたらしている。キャンバスのボディと、レザーのストラップという組み合わせも洒脱。上品なベージュに、クールなブラウンと、カラーによってガラッと印象が変わるのも面白い。



【あわせて読みたいハイブランド関連記事はこちら!】
【特集】メンズ館に集結したハイブランドの最新リゾートアイテムで、“自由な夏”を取り戻す!

2023年春夏最新版、ハイブランドのTシャツ&ポロシャツ総まとめ。大人が今着るべきラグジュアリーはこちら!
 
 

 

 


 


 

Photograph:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)
Text:Junya Hasegawa(america)


*価格はすべて、税込です。
*本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

お問い合わせ
伊勢丹新宿メンズ館2階 メンズクリエーターズ
伊勢丹新宿メンズ館3階 メンズデザイナーズ
伊勢丹新宿メンズ館4階 メンズラグジュアリー

電話03-3352-1111 大代表
メールでのお問い合わせはこちら