日々アンテナを張り巡らせ、鋭い審美眼を持つイセタンメンズのスタッフが、お気に入りの私物や欲しいアイテムをご紹介する連載「#イセタンメンズの愛用品」。今回は「夏の必須アイテム」をテーマに、入社6年目28歳の齋藤達郎がマイベスト3をピックアップ！

アクティブで前向きになる「夏の必須アイテム」マイベスト3

小学校6年生から続けているスケートボードは、1つの技を時間をかけて研ぎ澄ますことに熱中したり、難しい技ができた時の気持ちよさを仲間と一緒に共有できる「かけがえのない場」だという齋藤だが、ユニフォームが無く好きな服装でできるスポーツという点では、ファッションを好きになったきっかけの1つだという。
また、学生時代に始めた美術館巡りは、作品を通じてファッションやカルチャー、社会情勢などに感度を高く触れられる事に加え、展示方法や会場の空間のつくり方も仕事のアイディアに繋がるので積極的に足を運んでいる。何よりも仕事で関わる事の多いデザイナーやアーティストとの共通言語を知る勉強の場としてもとても大切にしているそうだ。

そんなファッションやアートに真摯に向き合いながらもアクティブな日常を過ごす齋藤が選ぶ「夏の必須アイテム」ベスト3をご紹介しよう。

日焼け対策には進んで塗り直したくなる＜athletia/アスレティア＞のUVジェルとミスト

「休みの日は必ずスケートパークで4,5時間は滑っているので、日差しが強い時期になるとどんどん日焼けしていきます。毎年ドラッグストアで日焼け止めを買うんですが、滑っている間はかなり汗をかくし、タオルで汗を拭いたりするので塗っても落ちやすく、真夏になる頃には日焼け対策をするのを諦めてしまっていました（笑）。
4月末に富山へ行ったとき、朝から晩まで滑っていたら日焼けが気になってしまい、これはコスメを見直さねばと、慌てて伊勢丹メンズ館1階のメンズコスメのショップに駆け込みました。数あるブランドの中で、＜athletia/アスレティア＞のナチュラルな香りとパッケージデザインの良さに惹かれて、この2つを即購入。

ミストは森林浴をしたような爽やかなハーバルの香りで、顔にも身体にも使えるので気に入っています。UVジェルは自分の好きな柑橘系の香りなので、日中の塗り直しも面倒くさがらず進んでやりたくなります。滑っている合間の休憩に塗り直すと、なんとなく気分もリフレッシュできるので一石二鳥ですね。日焼け対策が面倒で中々気が進まない方にオススメです！メンズ館1階 コスメティクスのショップには他にも色々な種類の日焼け止めを販売しているので、是非お気に入りを探して見てください」。

気軽に着用できる＜BLANC/ブラン＞のサングラス

「2019年頃に、当時メンズ館2階での＜BLANC/ブラン＞のポップアップで買った、自分が唯一持っているサングラスです。夏に外出したり、車を運転するときに「あったらいいなぁ」と思いつつ、自分にサングラスは気取り過ぎていて似合わないんじゃないかと思って敬遠していました。

＜ブラン＞はアイウェア単体だけでなく、スタイリングのしやすさにこだわったブランドなので、程よくファッション感があって取り入れやすく、レンズの色が濃いと少し気合いが入りすぎた印象になってしまいますが、これくらいのカラーレンズでなら真夏でなくても使いやすいですね。カタチも自分に合っているお気に入りです。
＜ブラン＞は現在メンズ館6階で常設展開しているので、ぜひ一度ご覧ください」。

三越伊勢丹オンラインストア
＜BLANC＞商品一覧を見る

自分らしく“芯が通っているスタイル”でスケボーをしたい！

「月に2～3回ほど美術館やギャラリー巡りをしていますが、展覧会を観た後の楽しみはミュージアムショップです。企画や美術館ごとにポスターからトートバッグ、マグネットさらには絵画を模った金太郎飴まで個性あふれる商品が展開されているのですが、必ずチェックしてしまうのはTシャツです！
スケートボードで汚れても汗まみれになっても気にせずどんどん洗える価格帯で、個性のあるTシャツをずっと探していたところ、このアートTシャツが僕にはぴったりでした。普段はデザイナーズブランドの洋服が好きで着ているのですが、価格的にもアクティブな場面では着るのを躊躇してしまうので、とても重宝しています。

ベージュのTシャツは箱根にあるポーラ美術館所で買った白髪一雄の作品《波濤》をプリントしたもので、力強くエネルギッシュな作品の雰囲気を活かしたデザインがお気に入りです。ブラックのTシャツは、同じくポーラ美術館で購入。最近話題の写真家ヴォルフガング・ティルマンスの作品で、これは一目見て即ジャケ買いでした。自分のこだわりで選んだTシャツでスケボーをしていると、気分も乗って時間が経つのを忘れてしまいます。
これからもアートTシャツのコレクションを増やしていく予定です」。