【特集】“大切な人と自然を楽しむ”ポップアップ、「With Nature With Family.」をメンズ館で開催
アウトドアやファッションブランド、陶芸作家など5組が出展。サステナブルな製作過程を経た、自然を感じられる製品や作品が並ぶ。イベントに合わせて発売する新商品やメンズ館別注アイテムも展開される。
「With Nature With Family. 」
自然を感じる選りすぐりの逸品が並ぶ
大切な人と一緒に、自然とつながる特別な時を――。コロナ禍を経験し、心身の健康や安らぎへの関心がぐっと高まっている中、自然に目を向ける人々が増えている。
そうした時代に、“豊かなライフスタイルの一助に”との思いを持って、家族や友人、パートナーと共に自然とのつながりを楽しむ今回のイベントを企画。
「自然と楽しむ」、「自然から生まれた逸品にふれる」、「モノを大切に、末永く継承する」の3つのコンセプトの下、自然との関わりを深く持ちながら活動しているブランドや作家の製品・作品が集まる。
出展するのは、アウトドアブランド<Snow Peak/スノーピーク>の新プロダクト「TUGUCA(ツグカ)」、気鋭のファッションブランド<IHNN/イン>、近年高い評価を受ける若手陶芸作家・橋本知成氏、国内外のアートやオブジェを扱う八ヶ岳山麓のギャラリー「diorama(ジオラマ)」、ウッドターニングによる作品を発表している木工作家の盛永省治氏の5組だ。
1.<Snow Peak/スノーピーク>
自分らしく、ずっと使える新プロダクト「TUGUCA(ツグカ)」
<スノーピーク>が今回のポップアップで紹介するのが、ブランドとして初の家具シリーズとなる「ツグカ」。柱や梁などがセットになった「空間を生み出す家具」で、組み合わせ方によって部屋内に好きなスペースを作れるのが特徴。アウトドアでの快適な住空間を実現するべく、モノづくりを行なってきた<スノーピーク>ならではと言える着想だ。
シリーズは、3種類の標準セットを展開する。ディスプレーやパーテーション使いを想定した柱2本のウォールセット、部屋の角に置いて2面の空間を作り出す柱3本のコーナーセット、そしてワークスペースやカウンターなど広いスペースに適し、より個室性を高めた柱4本のスクエアセット。色は3種類から選ぶことができる。ラックやトレーなどの種類豊富なオプションパーツも用意し、「自分らしく生きる家具」のコンセプトの通り、十人十色の使い方を楽しめる。工具を使わず、簡単に組み立てられるのも嬉しいポイントだ。
使用されている木材は国産ヒノキで、各部材も自然素材にこだわっている。素材だけでなく、ライフスタイルの変化に合わせて簡単にレイアウトを変えられるようにデザインされている。家族で代々受け継ぐなど、世代を超えて長年使用できる製品を作ることで、サステナビリティーにつなげたい考えだという。
本ポップアップでは、ツグカのほかに、アウトドアギアやアパレルアイテムも展示販売される予定。
2.ギャラリー「diorama(ジオラマ)」
脳裏に焼き付く独創的なアート
一度見れば脳裏に焼き付くような独創的なアートを揃えるギャラリー「ジオラマ」。「昔から使われなくなった原素材を生かして新たなモノにしたりと、それらを別の作品にしたりすることが好きでした」と語るオーナー自身の気持ちが揺れ動いたモノを販売している。
ポップアップでは、木や金属、ガラスなど自然が作り出した唯一無二の作品をピックアップ。ジオラマのオリジナルプロダクトのチェアやテーブルも販売する。
「オンラインストアが主流になった今、商品のディティールが伝わらない悩みもあります。だからこそ実際に見て触れることが大事だと思います。モノというのはいろいろなアイデアや気づきを与えてくれます。大事にしていくモノを提供できたらいいなと思っています」とコメントしている。
3.<IHNN/イン>
ブランド初となるメンズラインの上質なカプセルコレクション
ファッションデザイナーのイン チソンが手掛ける<イン>。繊細でありながら、大胆さをも併せ持った新しい感性によるスタイルを提案している。近年は国内外で実験的なコレクションを発表し、ますます注目度を高めているブランドだ。
<イン>はこれまでレディースアイテムを展開してきたが、今回のポップアップで初のメンズウェアが登場。
本ポップアップで、伊勢丹新宿店メンズ館別注のカーディガンとシャツがお目見えする。
カーディガンは、織物の生地である布帛(ふはく)を編んで仕上げ、独自の風合いを表現。リバーシブルで着られる。シャツはホワイト・ブラウン・ネイビーの3色をラインナップし、コットンシルクの上質で高密度な生地を使用している。ブランドが大事にしている「人と人がつながる・結ぶイメージ」をストライプのデザインに落とし込んでいる。
本ポップアップに出展する陶芸作家の橋本知成氏からもインスピレーションを受けていて、これまでのショーでは橋本氏の作品を展示するコラボレーションもあった。本イベントに向けては、「橋本さんの作品と<イン>の洋服の調和を楽しんでいただきたいです」とコメントしている。
モダンで、時間が経っても大切に着続けられる特別な一着になってほしいとの思いが背景にある。
4.陶芸作家・橋本 知成氏
幾何学的な造形に独特の物質感をまとった陶芸作品
独特な存在感を持つ作品を生み出し、国内外で評価を得る陶芸作家の橋本知成氏。彫刻家の父の元で育ち、幼い頃、プラモデルや折り紙に夢中になりながら、身近にある自然を日々目にしてきた。橋本氏は自身の作品について「数字では計算できない揺らぎ、モノの佇まいや存在を取り巻く環境を大切にしています」と語る。
茶碗の制作技法は橋本氏の立体作品と同じく、酸化金属を用いた発色であり、低温での焼成(しょうせい)を行なっている。また石膏(せっこう)型からはみ出た「バリ」もあえて残すことで制作プロセスが垣間見れる。
橋本氏はイベントに向けて、「焼き物はその質感や色味、重さをダイレクトに感じられる素材で、例えば私の作品も光の当たり方一つで見え方が違ってきます。手のひらの画面の中でさまざまな世界が広がり、常に刺激がある時代だからこそ、実在するものにも少し意識を向けてもらえると嬉しいです。実際にご覧いただくことでモノの物質感や存在感、作品を取り巻く環境を感じていただければ、と思っています」と話している。
6月11日(土)午前11時~午後6時 在廊予定
□伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション
*一時不在となる時間帯もございます。
5.ウッドターナー・盛永 省治氏
「欠点」も自然の風景として生かすクラフト
鹿児島県で生まれ育った木工作家の盛永省治氏。2007年にオープンした工房兼店舗「crate(クレイト)」で、ボウルやベース、スツールなどのさまざまな木工作品を製作している。世界的に有名なアメリカの彫刻家であるアルマ・アレンに師事していた時期もあり、現在は国内外での個展や合同展に作品を発表している。
「市場で見るような木材は素直すぎてあまり興味がないです」と話す盛永氏は、地元で伐採された雑木をチップ工場から仕入れたり、製材所や材木屋で捨てられる丸太の切れ端を買い取ったりして材料に使っている。
製作は、ウッドターニングという専用機械を使って木を回転させながら、刃物や紙やすりを使って削り成形する手法を用いている。
盛永氏は「素材のボリュームや木目、木の状態を見ながら何を作るか考えるので木の恩恵を受けながら、自然にできた割れや節などの通常は欠点とされるような部分も風景として取り入れています。そのやり方が僕の身の丈にちょうどいいのだなと思いながら日々製作しております」と話す。
- 開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション
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