CADANと伊勢丹メンズ館のアートコラボプロジェクト「Seasonal Cohabit」シリーズ第2弾がスタート!
日本を代表する現代アートギャラリーが加盟するCADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)とイセタンメンズの1年間にわたるアートコラボレーションプロジェクト「Seasonal Cohabit」シリーズの第2弾「Seasonal Cohabit~Summer & Autumn~」が7月21日(水)よりスタート。伊勢丹新宿店メンズ館の4フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)に、フロアテーマに合わせたスペシャルインスタレーションが登場する。
【展示内容】
シーズンごとに4名(組)のアーティストの作品を展示する「Seasonal Cohabit」
伊勢丹メンズ館では、2019年3月のリモデル以降、積極的にアートの取り組みを行ってきているが、今年取り組んでいる「Seasonal Cohabit」は、違う者同士が、平和に一緒に過ごす、暮らすといった意味を込め、持続可能な多様性を尊重する社会を想う造語がシーズンテーマ。CADANがキュレーションした現代アート作品が伊勢丹メンズ館の4フロアに登場する。
フロアテーマに合わせた4つのインスタレーションに注目
パースペクティブを揺さぶる立体作品による知覚の冒険
ベルリン時代に住んでいたアパートの窓から外を眺めていると……
ベルリン時代に住んでいたアパートの窓から外を眺めていると向かいの建物が同じ窓枠であることに気づく。画一的な建物と窓の形、その中に住んでいる人々は多様であるのがカーテンのない窓から垣間見える。
「active galaxy」は、そんな生活の営みの風景を窓から入る光を赤や青や緑といった色にかえ、ベルリンのお土産屋の軒先に置いているポストカードスタンドに刺さるポストカードに見立て絶えず回転し光と多くの色が混ざり合うことで生まれる色々な人々が同じ様に生活し生きていることを表現した作品である。
「現実に存在しない仮想のゴシック風建築物」が表すものとは
展示されるドールハウスはアーティストによるCADデータのドローイングをもとに3Dプリンターから出力された素材(またはレーザーカットされた木材)をプラモデルのように組み立てて作られたミニチュアである。備え付けられた車輪と取手は、これらが単なるフィギュアでなく実際にキャリケースまたはドールハウスとして使用できることを示している。モチーフとなっている現実に存在しない仮想のゴシック風の建築物は、作者にとっての反合理主義の象徴として用いられている。
想像力を喚起し、触覚を揺り動かす多面的な作品世界
作品「火の妖精と緑の守り人」について、西は言う。「名前も知らない雑草が道路沿いで綺麗な色の花弁をつけていた。遠くの草原でも似ている花を見つけた。世界で起きている様々な出来事が妖精の姿を借りて現れることを想像してみる。」
- 開催期間:2021年7月21日(水)~11月30日(火)
- 伊勢丹新宿店メンズ館1階・2階・4階・6階
主催:伊勢丹新宿店メンズ館
協力:一般社団法人 日本現代美術商協会
【今後の予定】
CADAN×ISETAN MEN'S : Seasonal Cohabit ~Winter&Spring~
会期:2021年12月1日(水)~2022年3月28日(月)
*会期は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
*価格はすべて、税込です。
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