【特集】多様化する働き方に合わせて選べる最新ビジネスバックパック6選
ビジネスバッグは、一人ひとりのライフスタイルに合わせて、機能で選ぶ時代へ
スニーカーブーム、リュックブームは、ビジネスシーンにも着実に浸透してきています。当初は、「両手が使えて移動が楽」という観点から使う人が増えていったリュックタイプですが、コロナ禍を受けて、「PCの持ち歩きが必須になり、マスクや抗菌スプレーなど細々としたモノが増えて、ビジネスカジュアルの格好にも持てるモノ」ということで、素材や機能、サイズなど好みに合わせて選べる多彩な種類のバックパックが、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階バッグコーナーにおいても大きなスペースを占めるようになってきました。
また、ニューノーマルの時代になって、メンズ館で売っているリュックを背負って仕事に行っている女性を多く見かけるようになりました。PC収納など機能性の高い、シンプルなデザインのビジネス用バッグを探している女性のお客さまが売り場に増えているのも事実で、特にバックパックはファーストチョイスになっています。
春の新生活や異動の時期は、ビジネスバッグの買い替えどきでもあります。お客さまのこだわりやタイプに合わせた「おすすめビジネスバックパック」厳選6点をご紹介します!
1.堅実派なら<エース>のスマートな「ガジェタブルDP」がぴったり
通勤電車の中で、リュックの前に抱える際に、薄くてスマートな作りで大ヒットしている<ace./エース>のバックパック「ガジェタブルDP」。コンパクトなサイズ感ですが、A4サイズがジャストで入り、手堅いデザインとドレススタイルに合う素材感が、電車移動のあるスーツで仕事をするビジネスマンにお薦めです。
この「ガジェタブルDP」は新作で、帆布にコーティングを施した素材を用いた限られた店舗のみでの展開アイテム。北海道の<エース>の自社工場で作られており、日本製の確かな作りと、きちんと感のあるデザイン、そして機能を兼ね備えています。カジュアルになりすぎないスマートなデザインで、好印象の仕事用バックパックです。
独立しているPC収納部は、L字ファスナーでタテ・ヨコ双方から出し入れしやすい構造で、傷がつきにくいパイル生地を使用しています(写真左)。また、バッグ上部には、スマートフォンなどを収納できるポケットがあります。これは、電車などでリュックを前に抱えた時に、中にいれたスマートフォンやイヤホンなどが出し入れしやすいように設計されており、出し入れしやすい深さで、内側部分も柔らかい素材になっています(写真右)。
側面側のファスナーを開けると吸水速乾素材を使用したポケットがあり、折り畳み傘やペットボトルなどが収納できます。また、開口部が大きいメインルームにも繋がっています(写真左)。メインルームの脇の部分も開きすぎてモノが落ちないような仕様になっており(写真右)、シンプルでスッキリとしたデザインに対して中の機能は、使う時のお悩みを1つひとつ解決してくれている優秀バックパックです。
2.ガジェットをまとめて持ち歩く派なら<エアー>のデイリーバックパック
コロナ前から“ノマドワーカー”スタイルで仕事をしていて、手持ちのガジェットをまとめて持ち歩く方にぴったりな<Aer/エアー>のバッグパックは、すっきり収納できる機能にとことんこだわります。機能性の高いアクティブスーツなどとの相性も抜群です。
IT企業関係者が多く居住するサンフランシスコ生まれのブランド<エアー>は、彼らが仕事帰りにジムに行ったり、自転車で通勤するライフスタイルを体現したようなミニマルなデザインと多機能さで支持を得ています。このバッグパックも削ぎ落されたデザインで、ファッションの邪魔をすることなくスタイリッシュに機能を兼ね備えています。
<エアー>を代表するモデルの「DAY PACK2」は、小物のサイズに合わせてを収納できるポケットが充実しています(写真左)。メインの開口部から15.6インチのPCが収納でき(写真右)、ガジェット類やペンなどの小物類は、前ポケットに小分けして収納が可能です。収納ポケットが多いと、コードなども分けて収納できるので、動作としてもスムーズに使用することができます。
バッグパック上部には、スマートフォンなどを収納できるミニポケットを装備しています(写真左)。また、脇のポケットには、ペットボトルなどが収納できるようになっており、一部にゴムが使用されているため、中に入るものに合わせて伸縮します(写真右)。
3.アクティブ派が求める個性と機能を満たす<コートエシエル>の名作
フランスブランドならではの個性的なデザインで、指名買いも多い<Cote&Ciel/コートエシエル>。カジュアルシーンを中心に人気だったアイテムも、ビジネスシーンでのファッションの変化と共に、オンでもオフでも合わせられるアイテムに。また、ペットボトルなどのリサイクル原料で作られたEco-yarn(エコヤーン)素材を使用しているので、SDGsを意識されている方にもおすすめ。
曲線美のある独特なフォルムを持つモデル「Isar(イザール)」は、カジュアルながらも、品と美しさを持ち合わせている<コートエシエル>の世界観を表現しています。また、S・M・Lとサイズが揃い、Sサイズは女性の方が買われることも増えてきており、シェアしても使えるサイズです。
前部には着替えやシューズなども収まるので、仕事帰りに身体を動かしたいなど、オンとオフのシームレスなライフスタイルを送るアクティブな方にぴったりです(写真左)。また、前部の収納部は荷物量に合わせてベルトで大きさの調整が可能です(写真右)。その日の荷物の量に合わせて、荷物をいっぱい持ち歩くことも、すっきり持つこともできるので、その日のスケジュールに合わせてビジネス用のバッグを変える必要がないところも嬉しいポイントです。
メインルームは13インチのPCが収納できるコンパートメントがあり(写真左)、ビジネス用のものとオフ用のものを前後で分けて収納できます。さらに、右側下部にはシークレットポケットがあって、スマートフォンや電子カード、カギなど貴重品の収納ができます(写真右)。
4.こだわりファッション派には、神戸発ブランド<コーネリアンタウラス バイ ダイスケイワナガ>のレザーリュックを
バッグ選びはデザイン重視、素材とデザインにもこだわりたい方へイチ推しは、<cornelian taurus by daisuke iwanaga/コーネリアンタウラス バイ ダイスケイワナガ>のオールレザーリュックです。ブラックでまとめてコーディネートに合わせるも良し、今回みたいにナチュラルカラーと合わせるスタイリングも◎。洗練されたデザインで、圧倒的な存在感を放ちます。
一見重そうにも見えますが、0.8mmという薄さに仕上げている革を使用しています。背中側にはクッションを入れて、負荷を軽減する工夫もあります。艶っぽい革の風合いも経年変化を愉しめる一品です。
持ち手は、日本刀の柄(つか)からインスピレーションを受けた柄編みを施したデザインで、編み込みはすべて手仕事で行われており、ブランドアイコンになっています。(写真左)。家族でもの作りをしている同ブランドでは、手先が器用なお父さまが1つずつ編んでおり、モノづくりのあたたかさも感じられます。デザイン的にはサイドの前後の高さが違うラウンドポケットが特徴的で、ポケットの高い方が正面になって外部からの侵入を防ぎ、低い方が身頃側になってリュックを持つ人からはポケットに手が入れやすいようなデザインになっています(写真右)。
前ポケットのファスナーは左右どちらからでも開けられるような仕様になっており(写真左)、またメインルームにはPCポケットもあり、デザインだけでなく、使い勝手の良い仕様になっています(写真右)。
5.洗練された上品派ならシンプルデザイン×シュリンクレザーが光る<アカーテ>
クラシコ大好き、オシャレ好き、洗練された上品なスタイルが好みの方が持つべきバックパックは、<ACATE/アカーテ>のモデル「BIZE」です。イタリア生産ならではレザーの柔らかさで気品があふれ、女性も持ちやすいデザインです。
独特のヌメリ感がある肉厚なシュリンクレザーを使用したバックパックは、21年春夏シーズンの新作です。カラーは、落ち着いたブラウンとブラックの2色展開で、女性も持ちやすい柔らかな色合いです。また、シンプルなデザインゆえに素材の良さが引き立ちます。
上品で落ち着いた雰囲気さえ醸し出す<アカーテ>のバックパックですが、マチ幅があるので、収納力抜群です(写真左)。また、上質なレザーの風合が他にはない魅力です(写真右)。使い込むことで柔らかさも出てくるシュリンクレザー。自分色に馴染む変化があるのは、レザー素材ならではです。
ファスナー使いやステッチワークなどがデザイン性の高さを誇示します(写真左)。ゴールドカラーが上品さをプラスしてくれます。メインルームはA4サイズやPCなどがスッポリと収まるサイズ感で、大きな前ポケットには、すぐ取り出したいものや細々したモノを入れて使えるなど、ビジネスシーンにもマッチします(写真右)。内側は人工スエード素材になっており、細部にまで品位を感じられるアイテムです。
6.ライフスタイル派には、多機能で使える<マスターピース>の別注ビジネスリュック
柔軟性が抜群で新しい生活様式にすぐ適応できる生活意識の高い方には、多機能でコンパクトな<マスターピース>のリュックを。オンでもオフでも使えるデザインで、女性が持っても大きすぎないデザインです。ビジカジスタイルに合わせやすいデザインで使い勝手も抜群です。
<マスターピース>の大ヒットモデル「age」の素材や内装をアレンジしアップデートして登場!<マスターピース>の限定店舗展開の別注リュックで、大阪にある自社工場で生産されている日本製のリュックです。便利な機能が詰まっており、時代の変化にしっかりとフィットした仕様になっています。
リュックの底面に、鋲があるので、”自立”しやすいリュックです(写真左)。このリュックで特筆すべきは、フロント部分にある脱着式のユーティリティなポケットで、内側のホックに市販のビニール袋を取り付けると、ゴミなどを分けて収納することが可能です(写真右)。
メイン収納の背面側にはPCやタブレットが収納できるオープンポケットがあり、2つのタブレットを収納可能です(写真左)。フロント部分には左右に分かれたオープンポケット付きです。フロント部分上部のファスナーは止水ファスナーを使用しています。さらに、ショルダーストラップにBluetoothイヤホンなどを収納できるポケットを付けるなど、日常生活を想定したこだわりが詰まっています(写真右)。
今回ご紹介させていただいた商品は店頭でご紹介している商品の一部です。新しいバッグのご購入やバッグの買い換えを検討の際には、ぜひメンズ館地下1階バッグコーナーまでご連絡、ご来店いただければと思います。知識豊富なスタイリストが対応いたします。
Profile
加藤雄平
メンズ館でバッグ担当一筋の9年目。根っからのガジェット好きで、仕事用のバッグは、「持ちものが多いので、仕分けできるタイプが必須」。今回紹介する6点の中から、次に自分が買うなら、「日本生産で、ユニークな機能を搭載した<マスターピース>のビジネスリュックを使いたいです」とのこと。
Text:Makoto Kajii
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